2022-11-13

広告業界ってよくこんな金持ってるなと思う

インターネットテレビ雑誌、それらの運営費用の大部分が広告費だ。

実際、あんなにも華々しいテレビ業界業界規模(売上高)は広告業界の1/3ほどであり、スッポリと飲み込まれしまっている事がわかる。

テレビ局にお金を払ってダイレクトマーケティングなんてことは滅多に無く、大抵は広告業界が噛んでいる。

同じことを出版業界インターネットの各種サイトがやっている。

広告業界の売上はおおよそ6兆円の規模があるらしい。

とんでもない額だ。

テレビ業界が2兆円ぐらいで、出版業界が1兆である

残りの金はインターネットから吸い上げているのだろう。

インターネット広告ビジネスによって成り立っているということを、Adblockを使いまくってきた自分たちスッカリ忘れそうになる。

動画配信サイト楽天カードマンから貰ったお小遣い運営されているし、個人ブログアフィリエイトを出す代わりにサイト使用料免除されている。

そうして生み出された巨大な広告ネットワーク相互リンクし、広告に従ってクリックした先のサービスで今度は元々使っていたサービス広告を見るのだ。

たとえば漫画アプリなんてこれが顕著で、まるで三角貿易のように競合相手サービスを紹介しあっている。

顧客の奪い合いを促し、そこから利益をむしり取っていく広告業界、それに渡すための金を捻出するために自分たち広告掲載するという武器商人お得意の無限ループが繰り返さる。

しか不思議なのは、よくここまでの規模になるものだという謎だ。

いくらなんでもデカすぎる。

そもそもの話、既に大手テレビ局をいくつも維持できるほどの広告日本中で垂れ流され、それでも足りずに更に広告が量産されている。

こんなに広告ばかり作って果たしてペイしているのだろうか。

広告を出すことをやめれば他社の広告に埋まってしまうので広告を出し合うという広告レッドオーシャンの中に多くの企業が飲まれているのだろうか。

まさに砂漠海水を売り続けるが如きあくどい商売の形が組み上がっているのか。

それを批判するためには自分たちはもう広告から利益を得すぎている。

全てのテレビ局にNHKと同じだけの額を払えるかと言われれば不可能だし、各サービスサーバー維持費を折半しろと言われたらSNSなんてあっという間に人がいなくなるだろう。

広告業界が金を運んでくれているから今の社会は成立している。

ポイ活なんてことをしなくても、とっくの昔にこの世界人間広告が生み出す利益によって回る社会の中にいるのだ。

広告という専用の潤滑油を使い続けなければ止まってしま歯車が各地に組み込まれしまった。

しかし本当に驚くほどデカイもんだと思う。

不思議だ。

何かを生み出しているわけでもなく、まるで口コミサイトが☆を売るが如き商売でここまで儲かるとは。

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