2022-10-15

43歳です。

大学受験の時に暗記というアプローチを毛嫌いしていました。

考えることを大事にすれば、暗記に頼らなくてもなどと考えていた記憶がありますが、あの頃に使っていた考え方のパターンはもうおおむね忘れてしまいました。

いろんなことがうろ覚えの彼方なのに、さらに時をさかのぼった子供のころに視聴した、NHK教育番組オープニングテーマなんかをやけにはっきり覚えていたりします。


「なりたいな、なれるかな、なりたいけれど足りないな、知恵も力も足りないな、でも今すぐなりたい!回れよ地球、はたらく人になりたいな」


自分のこういう記憶力の在り方が気持ち悪いと思いながら、だんだん愛せる年齢に差し掛かってきました。

はたらくふりはしているけれど、はたらけているかは定かじゃない。足りないものはずっと足りないまま。

そんな気持ちにはお構いなしに、それでも地球は回っていて、コペルニクス的驚きとかとくに伴いません。

三角関数加法定理は、語呂合わせの雰囲気だけを残して忘れてしまいました。

コスモスは咲きましたか。またそんな季節が訪れています

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