2022-10-04

おすすめ機能を考えたやつは地獄に落ちろ

普段使っているYouTubetwitterといったサイトでは、AIによるコンテンツの取捨選択が行われる

それはいわゆるおすすめ機能というものである

現時点で数字を持っているものほどより多く人々におすすめされる。おすすめされたときの反応率を考慮しても、数字があるものはより数字を得ることになる。逆も然りである

何も考えずにYouTube動画を見ていると、殆どチャンネル登録者何万人もいて、たくさん再生されているという錯覚に陥りがちだが、そこでYouTuberに夢を抱いてはいけない。とりあえず、一生懸命動画を作ってそれを投稿してみると良いだろう。大抵の場合殆ど誰にも再生されない。それどころか、誰もあなた動画存在すら知らないのである。ちなみにあなたが作った動画ですが、ほとんど誰にも再生されてないから、おすすめしません。あと検索結果にも出さないよ。すると最終的に誰にも再生されないし、誰にも存在すら知られないままネットの海に埋もれていくのである。めげずに闘魂込めながら作った動画ネット投稿し続けると、ほとんどはブラックホールに吸い込まれたかのように存在感がなくなるが、たまに普段よりちょっと再生されるかもしれない。結局はどれだけ辛抱強く続けられるかといったところだろう。


おすすめ機能がなぜ存在するかというと、目に入るコンテンツ最適化しているわけで、人々の心を大きく動かしたものほどより多くおすすめされる。

しかし、これは炎上商法存在する原因でもある。

多くの人を不快にさせるような発言も、人々の心をより動かしているので、より多くおすすめされるのである。結果人間幸福量は低下する。

不快にさせるようなコンテンツ存在してはいけないというわけではなく、そのようなコンテンツがよりプラットフォームおすすめされる状況が良くない)

インターネットで多くの人を集めるコンテンツは金になるのである過激言動をすれば人が集まる。このような構造があると利益最適化のために過激な人がどんどん増えていく。

おすすめ機能エコーチェンバー生成器でもある。例えば政治コンテンツでは、特定思想信条に沿ったコンテンツいいねをしていった結果、その思想信条に沿ったコンテンツしか現れなくなる。その結果身の回りが同じ思想の人で固まってしまい、エコーチェンバーとなってしまう。

有名人キャラクターでもなんでもいいが、それについてgoogle検索すると関連キーワードに「〇〇 嫌い」と出てくることがたまにある。しかしこれは無視するべきである

このようなサジェストを見たときに人の心が動かされてより反応してしまう。なので、一定確率でなぜ嫌われているかが気になって「〇〇 嫌い」と検索してしまう。大抵の場合検索しても大した結果は出てこない。しかし、その気になって検索してしまった一定数の人の影響で、検索エンジンがより検索されるワードだと勘違いした結果、関連ワードにより表示されるようになるというシステムである


おすすめされるかどうかの基準に、インプレッションクリック率がある。インプレッションクリック率が低いとそもそもおすすめされなくなる。なので一部のYouTuberは動画よりもサムネタイトルに1億倍力を入れているらしい。知らんけど

結果、羊頭狗肉コンテンツが世の中に跋扈する。釣りサムネが増える。

誇張したサムネタイトル→ダラダラと中身のない話を繰り返す→どこかで見知ったような結論を出す みたいな半分釣りみたいなものにすればより儲かる構造になっているのだ。儲かるなら多くの人が真似する。なので自分も真似することにした。あえて過激タイトルで人々を釣り、中身のない話をダラダラと繰り返して、どこかで見知ったような結論を出せば、どうやらインプレッションが増えやすくなる構造になっているようである。クソを投げたら儲かるからみんな真似した結果世の中がクソまみれになってしまいました。みんなも真似してインターネットをよりクソまみれにしようぜ。

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