オタク絵柄を学習して似たようなハンコ絵を量産できるAIソフトが爆誕して話題だけど、さっそく「自分の絵をAIに盗まれたくない」って騒ぎになってる。
気持ちは分かるんだけど、古い人間だから検索エンジンで日本勢が敗北したパターンを繰り返す気がしてならない。
昔のネットでは直リン禁止だの、リンクを貼るならちゃんと管理人に挨拶して一言断ってからだの、今から考えたらアホくさい村の掟があったわけだよ。
検索エンジンも日本勢が頑張ろうとしてた時期がほんの少しあった。
けどこういうネットのローカルルールに遠慮して大規模なクロールも出来なかった。
著作権法も障害で、キャッシュ保存して素早く検索結果を返す技術も使えなかった。
オタクのローカルルールなんざガン無視でゴリゴリにデータ集めて利便性でユーザーを掻っ攫っていつのまにかデファクトスタンダードになるの。
んで、その利便性に慣れきった人間は「あのローカルルールなんだったの?」って、認識すら書き変わる。
きっと今回もそうだ。
日本勢のAIソフトや日本の開発者は日本人からぶっ叩かれて、そういうクレームをガン無視でゴリゴリ進める海外のIT企業(今度は中国勢かな?)に、まんまと創作のプラットフォームを牛耳られる。
そんな予感がする。
人間の場合はそこから徐々に個人の画風が確立されてくけど、AIの場合はずっと元絵をパクった「〇〇風」になってオリジナリティに欠けるからあんまよくないんとちゃう?知らんけど
昔々、東北大の文学部を後期で受けた時に英文を読解して要約する(批評するだったかもしれない)試験を解いてパスしたけど、入学した後に履修した教養課程の英語の授業で不可とか可とかしか取れなかったことを思い出したわ
鬱やって3年目。
ある程度マシになったまま停滞し、気力が戻らないなあと思う毎日だった。
友人が心配して連れ出してくれて、古い友人達に久しぶりに会った。
色々なことを褒めてもらい、みんな私のことが好きなんだよ、と言ってもらった。
それから少しずつ、ほんの少しずつ元気が戻ってきた気がする。
私はひとに求められたかったんだなあと感じた。
傷ついた時に1人でいると、人生もうどうでもいいやと本気で思っていたけど、結局は淋しかったのかもしれない。
傷つけるのも癒すのも人だね。
好きだと言われて舞い上がる小娘のようです。
友人に感謝。
魂(たましい)
Twitter で mimic(ミミック)というサービスが話題になっていた。
https://twitter.com/illustmimic/status/1564081818441109505
これを受けて多くのイラストレーターさんがAI学習禁止を表明していた。
無断転載禁止などと並べて掲げているのを見かけたが、AI学習に他人の著作物を利用すること自体は法律上問題ないらしい。
いろんな人の表明を見ていてふと思った。
AIが色々な絵や漫画や写真、風景を学習して出力した絵に何の違いがあるのだろうか。
好きな人の絵をまねて同じ画風の絵を描くことに何の違いがあるのだろうか。
画風の違う2人の絵を学習し、新しい絵を出力するのは問題がないのだろうか。
AI学習禁止を表明しているイラストレーターは他人の絵から何も学習しなかったのだろうか。
参考にした部分は何もないのだろうか。
私個人はクリエイティブな仕事をしているわけではないので今回の騒動にワクワクしている。
中二病的だけど、世界の構造が少しずつ変わっていくようなそんなワクワク感がある。
今後どうなっていくのだろうか。