2022-08-20

甲子園学校対抗でなく、県対抗にしてほしい

まり、その県のトップナイン同士で対決するってこと。

試合レベルもあがって、視聴者も楽しめるだろうし、県同士の戦いであることを強く打ち出すことで、さらに盛り上がると思う。

さらに言うなら、部活動自体学校単位実施するのを辞めて、県ないし地域単位実施すればよいと思う。

それは、教員負担軽減のためもある。

教員希望者の減少は、もうのっぴきならない状態まで迫っているのだ。

部活動学校単位でなく地域単位実施することで、それに関わる教員を減らすことができるようになる。

実際、地方大会では複数高校がまとまった合同チームがあるので、そのイメージ

大会ときだけ合同するのではなく、普段練習から一緒にチームとして活動する。

中学校くらいまでは市町村単位で集まればいいだろう。

高校なら県単位で、土休日に月何回か集まる他は、リモート指導などを併用すべきか。

とにかく、教員希望者の減少は、部活動による大幅な時間外労働(なのに残業代が出ない)が大きな要因になっているのは間違いない。

いかにして、部活動効率的運営していくかを考えなくては、いつか「負担軽減のため、部活動廃止!」となる日が来てもおかしくない。

授業も部活動も、同じ内容を各学校バラバラに展開するのではなく、配信や合同により効率的実施することを考えないといけない。

ちなみに、授業の課外活動バージョンが「塾」であるなら、体育の課外活動バージョンは「部活動」でなく「民間スポーツクラブであるべきな気がする。

部活動の合同化に加えて、実施者が教員以外(民間スポーツクラブ)になれば、さら負担は軽減できる。

教員の片手間な指導そもそも教員スポーツ指導本業ではないはずだ)より、民間プロ指導員が教えた方が、子供たちにとっても意義のある活動ができるだろう。

先の甲子園の話だって学校対抗でなく、民間スポーツクラブ対抗にしたって良いはずだ。

それに、例えばサッカーのように、プロ球団学生チームを持つみたいな方法も考えられるはず。

うそう、ほとんどのスポーツが、学生プロ化させる手間を学校にぶん投げてしまっているのは本当に良くないことだ。

これは野球に限らずだが、今の部活動は、プロスポーツ負担すべき手間を肩代わりしてしまっていて、その意味では公益私物化とも言えると思う。

興行利益を以て、プロチーム自体が自腹で育成団体経営し、学校及び教員本来的でない負担を減らすことが社会的責務だろう。

そのためにもまずは、甲子園など部活動大会に、学校以外の団体民間スポーツクラブ等)が参加できるようにしてほしい。

そうすれば、学校の枠に縛られず、個々の学校よりもさらなる強いチームが誕生して、スポーツ団体にとっても有益だろう。

また、そうなれば、学校部活動は良い意味で弱体化する。

学校単位での大会参加が困難になるので、大会目標とした、「名監督」による何時間もの指導みたいなものはなくなる。

そうすれば、部活動サークルのように緩い活動となり、教員負担は減る。

よって、教員部活動負担を減らすためには、プロスポーツ側の育成団体義務化と、大会への学校団体の参加許容が有効だと思う。

また、大会参加を目指すガチ部活動員は民間スポーツクラブへ、そうでない部活動員はゆるふわサークル化へと、子供たちにとっても選択肢が増えるので喜ばしいことではないかと思う。

私も、ガチ部活動を求めていない子供だった(軽く身体を動かしたかっただけ)ので、学校部活動大会参加を目指さなくなるのは、個人的基準でも妥当だと思う。

  • そういう木っ端野球部と三軍四軍までいるようなとこの利害が一緒になるかよ

  • サッカーでは、強い選手は民間のクラブに所属していて、レベルの高い戦いもそっちになるけど、特に他の高校スポーツと比べて良い感じにはなっていない気がする。

  • 現在の部活動というフレームは大雑把過ぎて、個々の子供に合ってない気がする。 民間を絡めて多様な形態を模索するというのは、子供たちのためにもありだと思う。

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