2022-08-08

ウマ娘世界を思う

私はスマホゲーの「ウマ娘プリティーダービー」を遊んではいない。
漫画ざっと見たりウェブ上のまとめ記事などを見た程度だということを先に断っておく。
私が思った作品世界観について考えたことをだらだらと述べてみる。

ウマ娘世界の我々の知る現実ウマ娘世界差異が小さすぎる。
ウマ娘用の受話器の描写などを「芸が細かい」として評価する人もいるようだが、私はむしろ雑だと思った。
ウマ娘人間社会に混ざって生活しているのが当たり前であるなら受話器はそもそもあんな形でデザインされないはずだからだ。
ヒトミミ用の受話器を後付けでウマ娘用に対応したように見える。

衣服もそうだ。
我々の知るようなごく普通の服にシッポ用の穴が明いているだけの差しかない。
ウマ娘普通世界であるならウマ娘が着るための様式の服は発生するだろうし、トレセン学園の生徒はウマ娘しかいないのだから制服にはその様式採用されるのが自然な流れだろう。
まあこれについては日本からキモノが (ほとんど) 消えてしまったように廃れたという解釈でもよいかもしれない。

作品としてわかりやすく成立させるためではあるだろうが、あえてこの受話器の描写世界観の一部であると捉えるなら、ウマ娘に対する対応は後回しにされやす世界なのだろうと想像する。
ウマ娘地位が低いか、数が少ないか、あるいはその両方か。
現代になってようやく人権概念が定着したといったところだろう。
逆に有益に働いてもらうための機嫌取りの意味で好待遇になるといったこともあったかもしれない。


ウマ娘が圧倒的に強力なフィジカルを持っている。
これが古代であればヒトミミとウマ娘対立は確実に起きる。
しかし一方がもう一方を駆逐しなかった (できなかった) のはウマ娘はヒトであるからだと思う。

ウマ娘はウマソウルを宿して生まれる。
ウマ娘不思議パワーの源泉はウマソウルであって、直接的な遺伝的形質ではない。
ただ、ウマソウルに適合しやすい (宿りやすい) 肉体というもの存在するだろうから結果的ウマ娘ウマ娘の親からまれる傾向がかなり強いのだと想像する。

ウマソウルが宿りやす子供を作るための交配も行われただろう。
その過程有益能力を持ちつつ御しやす性質 (のウマソウルが宿る) が選択されて共存できる程度に落ち着いているのではないだろうか。

  • ウマ娘はそもそも数が超少ないし、 過去の経緯・歴史に関する話ももう既に百万回されているけど、 自分で考えるのが面白いよね

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん