2022-07-09

自作銃を使った犯罪が増えるかもしれない

今回の安倍さんが射殺された事件を期に一時的にせよ、模倣犯的な自作銃を使った犯罪が増えるかもしれない。

長崎市長伊藤一長さんの時はヤクザだった。

同じ長崎県内の事例だと佐世保ストーカー女性殺害したケースがあったが、あれは猟銃を使っていた。

どちらも銃の入手手段限定的で、暴力団取締りや猟銃管理の強化で(見せしめ的ではあったが)一応の対応はできていた。

今回は自作ショットガンもどきでの犯行で、これは結構衝撃的だと思う。

自作凶器を用いた犯罪自体はさほど珍しくはないのだが、今回の犯人成功率を高める為に色々と工夫していた節があって、詳細が報道されたのはまずかったのではないかと思う。

それでいて犯行に使われた自作自体作成難易度はかなり低そうだ。

改造モデルガンとかでもないから、鉄パイプなどの材料販売制限する訳にもいかないし、かなり取締りが難しいんじゃないだろうか。

おそらく犯人は試射をしていたとは思うから、そういった行為を取り締まる法律を作る流れがでてくるはずだが効果限定的だろうな。

都会ならともかく、ど田舎だと多少音が響いても気にならないだろうし、取り締まる人員も確保できないだろうし。

今回は政治家、それも元首相という警備が一般人よりも遥かに厳重な相手に対しての犯行成功してしまった訳だ。

通り魔的な犯行個人間のトラブルで、自作銃を使用する奴が出てくる可能性は十分あると思う。

衝撃的な事件が起こると、それを真似しようとする奴は一定数出るもんだしな。

そしてターゲットにするなら政治家みたいな狙いにくい相手より、攻撃やすい弱い相手だろう。

おととい仙台女子中学生が切りつけられる事件があったが、ああいうケースでより殺傷力の高い自作銃が用いられる可能性がある。

警察警備員の装備、一般人自衛のあり方なども、これから多少なりとも変化が求められる時代になるのかもしれない。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん