ここにある人物Aがいる。
手ひどいといっても法的にはたいしたものではないが(実刑にはならない)。
それ以来、Aは常に憤懣を抱え続けている。
モヤモヤが常に胸にあって夜も眠れないらしい。
人生が楽しくないのだと。
どうしようもない甘ったれだ。
モヤモヤが常に胸にあるなんて俺にとっては生まれてこの方ずっとそうだ。
人生とは楽しいものではなく、苦しみながら死の奈落へと転げ落ちていく過程にすぎない。
Aはこれまで本当に痛い目にあったことが一度もない幸せ者だったんだなぁ。
その上に、バカなマスゴミが喧伝する『地上の楽園、ニッポン』という大嘘を刷り込まれて、現実がまったく見えていなかったんだろうな。
いったいこういった極楽とんぼどもはこの国にどれだけいるんだろうか?