二十年ぐらい前に雑誌『ヤングアニマル』で不定期掲載されていた。たぶん、誰かが原稿を落とした時の穴埋めだったのだろう。タイトルは『死亡遊戯』のパロディで、大相撲を舞台にした内容。
主人公の力士が、親方から二代目・小結山(こむすびやま)を四股名として付けられることに「小結で終わりそうで縁起が悪い」と拒否反応を示したら、怒った親方に「張り手パンチ!」と殴られる。繰り出した張り手が途中でグーに変わるだけである。殴られた主人公も、呆然として「張り手『パンチ』って……」と呟くしかない。
対戦相手のイタリア人力士が、全身にオリーブオイルを塗るという反則工作をして、主人公は身体を掴めなくなり苦戦する。イタリア人力士は勝ち誇って「フフフ!コレデ私ノ勝チデース!」と主人公に突進して来るが、コイツもツルツル滑って主人公を掴めない。
海外巡業の面子に選ばれた他の相撲部屋の親方や力士たちを、「彼らを負傷させれば自分たちが代わりに海外に行ける」と考えた主人公と親方が、覆面プロレスラー姿で闇討ちする。相撲取りとその親方なのに「シャイ!シャイ!シャイ!シャイ!」と手拍子と掛け声でリズムを取りながら、闇討ちのターゲットに鮮やかなツープラトン攻撃を仕掛ける。
だいたい、こんな感じだった。
大相撲殺人事件のが面白そうだなあ
なにそれ面白そうと思ってググったら情報少なっ 今読めそうな媒体見つからない、残念
君はギャグ漫画『くらげ中二』を知っているか?