2022-07-04

婚活を無事に終えられたので総括的なものを書く

増田婚活体験談をよく見かけるのだが、同じく婚活最近終えた身として楽しく読ませてもらっている。

まとまった文章普段ほとんど書かないので下手くそかもしれんが体験談の一つとして俺も書いてみた。

自分について

婚活を始めたきっかけは数年付き合っていた彼女と分かれ、年齢から考えてもう合コンとか殆どないし、コロナ禍で外に出れないしこれは婚活しないと駄目かもな……と考えたから。40歳までに相手を見つけられなかったら諦めるつもりだった。登録した相談所はよくTwitter話題になるところ。名前知ってるし自分ゲーマーなので話が早そうと思ったぐらいで他の結婚相談所特に比較せずに決めた。

お見合い戦略

入会した相談所はオタク特化型だったので、入会前は同じ相談所に所属する人とだけお見合いを組めることを期待していたのであるが、お見合い管理システムプロフィールにはどの結婚相談所所属しているのかを書いてはならないというルールがあるらしく、同じ結婚相談所所属であるかどうかは申し込んで見るまではわからない。どうやって確実に同じ結婚相談所の会員とお見合いを組むのかというと、結婚相談所からの紹介である。同じ結婚相談所、あるいはアライアンスを組んでいる相談所の会員を毎月決まった人数分を紹介してもらえる。私のプランは毎月3人を紹介してもらえた。あくまで「お見合いを申し込んでみてはどうでしょう」という体なので、お見合いに進めるかどうかは相手からOKをもらえないと駄目であるが、同じ結婚相談所内の会員であれば内部での調整はある程度可能であり、どこの馬の骨かわからない人間からの申込みに比べるとOKを貰える確率が跳ね上がる。私の場合、紹介してもらった方へ申し込んでOKを貰える率は体感で7割ぐらいであった。

一方、システムの会員検索を使ってなんとなくのフィーリングお見合い申込をした場合ではOKをもらえたことは記憶の限り一度もない。マジで全く通らない。まぁ自分だって申し込まれお見合いに対して写真を1秒だけ見てNGポチっていたのでお互い様である

よって、途中からは「紹介される人で良さそうと感じた人への申込み」 と 「自分への申込みで良さげなやつにOKを出す」という方針でやっていくことにした。毎月のこちからお見合い申し込みの上限数は私のプランでは20件までとなっていたが、このペースだと上限の20件まで到達することはほぼなく、むしろ毎月5件申し込むかどうか、というペースに落ち着いていった。

また、結婚相談所からの紹介人数の3人/月は一見少ないように見えるが、そんなことはまったくない。婚活の開始当初の紹介は最初面談内容の情報をもとにしているのであるが、スタート当初は理想とするパートナーイメージ自分の中でさえ曖昧である。この状態お見合いを組んでもピントがズレてるのでうまくいかない。最初の3ヶ月から半年ぐらいはフィードバック担当の人に伝えることによって、よりフィーリングが合いそうな人をピックアップしてもらえるように心がけたほうがよい。また、お見合いは1日に複数回こなしてもいいことにはなっているが知らない人間といきなり雑談してこいというのは常人には1日1回が限度である。そうするとお見合いに土日を全部使っても毎月最大8回ほどが限度であるさらに土日が全部潰れるのは30後半のおっさんには体力的、精神的に来るものがある。そうすると毎月4,5回ほどのペースが限界となり、紹介人数は決して少なくないということがわかってくる。

費用

こう書き出してみるとやっぱり結構かかってるな…。ケチるとわざわざ自分から不利になりにいくことになるので、必要経費と思って気持ちよく払うのが大事だと思う。

結婚相談所への費用
  • 入会費: 16万円(会社福利厚生IBJの入会割引があったので多少安くなった)
  • 月会費: 1万6千円
  • 成婚料: 22万円
イニシャル費用

パートナーを見つけるのに結婚相談所ベスト手段と言えるのか?

1回目に真剣交際に進んだ方は相手から申し込まれお見合い出会った方で、真剣交際相手から誘われて「あ、なんか好意持たれてるんだなー」という気持ちOKを出したが、私のほうがいつまで経ってもこの人と結婚して生活しているイメージが全く沸かず、相談所の担当の人に相談したところ「自分直感を信じたほうがいい」というアドバイスを貰えたので私の方から交際終了を申し出た(相手の人の時間を数ヶ月もらっちゃって申し訳ないなと思ったが、相談所の私の担当の人の応答は気落ちせず頑張りましょう!とあっさりしたものだったので良くあることではあるのだろう。こういう後腐れなしにできるのも相談所を使う良いところかもですね)。

今のパートナーとして出会った人は結婚相談所からの紹介によってお見合いを組んだ方で、お見合いの段階で「この人しかありえない!」という直感が働き、私の方からぜひお願いしますと話して真剣交際に進み、そこから退会までとトントン拍子でトラブルもなく進められた。全部の期間は約1年半かかってしまったが終わるときはこんなにあっさりしたもんかと思ったほど。

結婚相談所を使って良かったか?という問いには私はとても良かったと思ってるが、それは無事に成婚退会ができたからであり、ベストかどうかはやっぱり人によるとしか言えないと思う。もっとパパッいろんな人と会いたいというのであればマッチングアプリだろうし、実際、私の独身仲間だった友達は昨年秋にマッチングアプリパートナーを見つけて結婚まで無事にたどり着けていた。

人生パートナーになって欲しい!と思える人と出会えたのは本当に運でしかなかったと思うが、お見合いや仮交際の数を重ねることによって自分パートナーに求めることは何かがちょっとずつ感覚としてわかってきて、さら相談所の担当の人とのカウンセリング時間にそれを喋ることによって言語化できるようになる。マッチングアプリにはないメリットはそこにあると思う。

IBJ主催お見合いパーティとはどんなものなのか

興味もあり1度だけどんなものなのか参加してみた。「パーティ」と名前がついているから大きなテーブルを囲んで会食っぽくやるのかと思うが全く違う。


いわば回転寿司形式である制限時間10分の間に会話をした相手の印象などをメモらなきゃいけないのでものすごく忙しい。私が参加したのは女性10人, 男性10人が参加したパーティであったが、正直4人目を過ぎたあたりから誰が誰だったのかサッパリからなくなる。

一通り終わると控室に戻され、何番目に会話した人が気になったかを記入し、相手から指名されればマッチング成立となる。これはIBJ上のシステムではお見合い申込みOKと同じ状態とみなされ、後日改めてIBJの通常のフローに則ってお見合いが組まれる。なお、確か気になった人ともう1度喋れるチャンスタイムみたいなやつがあった気もする。

参加した結果2人とマッチしてお見合いに持っていけて、おもしろ経験が出来た!と思ってるが、対策を立てずに挑んでマッチングできなかったら9,000円払い損だし懐にもメンタルダメージがでかい結婚相談所の人からIBJ主催パーティについて特にプッシュされなかったのはこういう形式からとわかっているのでオススメしないという背景がありそうである。なお、結婚相談所が各々主催するお見合いパーティはまた形式が全く異なるようだ。コロナ禍が多少落ち着いてきたことによって開催もボチボチ再開しているようなので、パーティに参加するなら結婚相談所幹事をしているパーティに参加したほうがよいと思うし、どういう形式なのかを担当の人に詳しく聞いた上で挑んだほうがよい。

その他思ったこ

以下、この増田の草稿を書いていて話があまり膨らまなかったネタメモ

  • エレベーター一杯の挨拶しない子供たち

  • とてもためになるが、相談所の名前を書いて欲しかった

  • 相談所のコメントと言えば「お胸の大きい方」みたいにド直球のセクハラが書いてある方もいて、そういう方針の相談所で大丈夫なのかと思った記憶。 (「女性らしい体形が魅力」みた...

    • 巨乳好きって正直に描いたら、担当者にお胸の大きい方って書いた方が上品ですよと言われて修正したんやろなあ。それでも下衆いが。

      • 担当者が女性を紹介するのに「お胸の大きい方」って書いてたって話やろ?

        • 担当者が書くところは、その人がどう見えるかであって、その人の好みまでは書かんやろ。とても精力旺盛な方でございますって書かれたらどうするんや。

  • ワイも相談所使ってたけど、ラウンジでお見合いなんてしたことないし、したくもないわ

  • 成婚料払うって、なんかインセンティブ的におかしくね?婚活サービスを使って金を払っている時点で、インセンティブ受けるのは利用者で、成婚料はむしろもらわないとおかしい。

    • ? 成功報酬型ビジネスってことやろ

      • だって入会時にもがっつり払って月額も払い続けているんやで?

        • 成婚料がない所はその分入会金や月会費が高めだって聞いたことがある。 人件費やシステム使わせてもらうサービスは受けてるし、その分を先に払うか後に払うかの違いなのかなと理解...

    • 成婚料ってシステムがないと婚活サービス的には成婚させるメリットが無くなって会員を永遠に会員のままにさせようとするから良くない 成婚料が無いマッチングアプリは完全に成婚さ...

  • この勝ち組男性1人の裏には7,8人の弱者男性の屍が転がっていることを忘れてはいけない

  • 数年付き合っていた彼女と分かれ かいさーん!解散解散!

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