今まで生きてきた中での自分の経験とかだったり、知識とかを材料にして、毎日しこしこと書き続けて、ひとつの物語にしていってる。
で、思うんだけど、その時そこで材料になってる部分ってのは、自分の中にあるものだから、限りある資源っていうか、いつかは枯渇して無くなってしまうもんだと思うんだな。
いわゆる自分の内面がネタ切れ状態になってしまった時って、もうそれ以上、新しい小説が書けなくなってしまうんじゃないかな。
実は自分の知り合いが、昔ライトノベル作家をやっていて年収一千万円くらい稼いでいた時期があったんだけど、ある時、自分の中にもう書くべきことが何もなくなってしまっていることに気づいて、それ以上書けなくなって、酒に溺れて落ちぶれてっていう状態になっていたことがあったらしい。(今は普通にサラリーマンやってる。)
そいつが、「小説なんて、所詮は、自分の内面の切り売りだからなぁ……」とぼやいているのを聞いたことがあって、今、その言葉の重量感を身にしみて感じているところ。
自分は、金をいくら貰っても、その貰う金に値するクオリティを創り出す自信が無く、また、作品を作ることを要求されるプレッシャーを思うと、漫画や小説の製作者にはとてもなれな...
シリーズ物で考えると、もしかしたら結構長く続けられるのかもなあ。キャラクターそれぞれの人生を派生させていけば、世界が広がりそうだ。ファンタジーに限るけど。 それか、ドキ...