オレって妙な性質を抱えていて、半年に一回くらいのスパンで滅茶滅茶に内向的になるんだ。
数日間、部屋の隅っこで過去を思い出し、ひたすらに反省を続ける暗いキノコとなる。
納得のいかない疑問を引っ張り出して、ああでもないこうでもないと、出口のない議論に浸る。
今日が2日目なんです。
若かりし日、中学生のころ友だちの女子に哲学的な話題を吹っかけて、逆ギレされた。
その事件が生んだヘイトが結局、後の告白の失敗を招いたのでトラウマになった。
「優生思想って何でダメなの?」——…切り捨てられる人たちが可哀想だからでしょ
「遺伝子に改変を加えて生まれてこないようにすれば」——…絶対上手くいく改変なんて出来っこない
「研究を重ねればいいじゃん。そうやって科学は進歩してきたんだし」——…
しかし、もしその先があるとしたら。
「でも社会を回していくリソースは実際には限られているよね。現実から目を逸らして『どんな形質も受け入れ可能です』って顔をするのは何も知らされず生まれてくる子どもたちに不誠実なんじゃないの?」——… 顔がキモいとかで虐められたとしても、そのお陰で人に優しくなれるかもしれない。どんな形質だって不幸を招くとは限らない。そんな風に、可能性の先は読みきれないよ
「平均的な乳房のサイズが大きくなりつづけたのは個人レベルの優生主義が機能した証拠だ。ムネのサイズなんて性選択以外で役に立たないのにさ」——…
「どんなとき優生主義はセーフで、どんなときに優生主義がアウトなのか。そうなる理由は何か。自分の頭で考えていれば言葉で説明できるはずだよね。それが出来ないなら、『優生主義がダメ』なんじゃなくて『みんなに従わないのがダメ』ってことでしょ。多様性は、どこへ消えた?」
国家がどのような政策を行うかは一つに定めないといけないんだから、そのレベルの多様性なんかあるわけないだろ。
「優生思想」は主語がデカくていらん政治思想とかを纏っているから、人類の品種改良に言い換えん? 「人類は、人類を品種改良してもよいか?」議題はこれで。
優生思想はダメじゃないよ。好きな人を選ぶ、というのは優生思想だからね。その選択を個人の裁量に任せている内はOKなんだけど、国が介入したらNGってだけ。
国は優生思想を実現できる能力はもっていない 遺伝子の最適化はかなり難しい問題であり政治家や官僚が解けるようなものではない 自然選択に任せるのが一番いい 量子コンピュータと...
元増田だ!! 今回も無事、フラッシュバックで始まる自己反省ループから、脱出できました。 いつもの事ながら結論には至らなかった。 自分的に腹落ちする答えは得られなかった。 ...