2022-06-03

逆統戦感想

コ○ースレイヤーなるボドゲを手に入れたのでレビューを書いていこうと思う。(テーマテーマなので、自分ブログとかではなくここに書いてみる)

まず増田プロフィール

趣味: ボドゲ

ボドゲの嗜好(有名どころのみ)

好み: カタンドミニオンカルカソンヌスモールワールドseasonsパンデミック、成敗、ガイスターワンナイト人狼等々

not好み: Dominate Grail War 〜〜

今後遊びたい: ウィングスパン、13 Days

閑話休題。逆統戦のレビュー

紙製駒と金属製駒のニ種類のバージョンのうち、今回買ったのは金属製駒のほう。


まずは見た目から

箱やカード品質はかなり良くて所有感が満たされる。

カード印刷裁断加工を見ても、商業ボドゲと同等ぐらい。

ただ一点、ボード東方大陸マップ)の品質、これはちょっとなんとかしてほしい。そう何回も使わないうちに折り目から破れるか分離するかしそう。それに開くときのしっとり感がなく、フィーリングも良くない。

金属製駒は残念な出来。一般的ボドゲ金属駒は金属臭がしたりすることが多いのだが、そのようなことがなかったのは良い。

だが、マグネットちゃんとついていなかったり、バリが残っていたりするものが混じっている。

もう一セット買うとき絶対に紙製駒にする。


デザイン結構凝っていて、アニメチックなイラストも割と良い。推しカザフ紅軍

しかし、文字小さい!アイコン小さい!いや、まじでつらい。

後述するが、ルールが複雑で説明文が長い上、説明文を短くするためかアイコンでいろいろなもの代替されているのだが、このアイコンめっちゃ小さくて何がなんだか…さらに似たようなアイコンが多い上に小さいのでほんと困る。老眼色盲がある人にはおすすめしない。多分プレイするところまでたどり着かない。

あと、金属駒!組織駒の方はいいが、組織帽子が小さい!直径五ミリの駒ってどうなのよ。これが8種類176個あるので、分類には心を無にする必要がある。



次に翻訳について。

読んでいて、日本語変だな?と思うところはほぼない。正誤表の名前が"お誤り正し"になっているところぐらいだろうか?(いや、増田無知なだけで、この言い回し普通なところがあるのかもしれん。わからん

ただカードでは、翻訳して文章が長くなったからか、文字がはみ出て切れているところがあった。(モンゴル勢力カードで多分6文字欠けてる。細かいって?知ってるよ!)

正誤表にもあるが、名古屋大阪になってるのはちょっと笑った。



ルールについて

"難しい"のひとことに尽きる。なんというか、ボドゲとして作られたボドゲというより、リアルものをなんとかリアルっぽいままボドゲに落とし込んだような感じがするなにか。(個人の感想です

ボドゲって、主題テーマを限りなく簡略化した上でゲーム性を損なわないようにしているものが多い中、逆統戦はそういった努力は感じられない。(個人の感想です

どちらかというとHOIとかそっち系PCゲームに近い感じがする。(個人(ry

最初ルールブックを読んだとき感想は、

ゲーム操作アイコン化されていてこれが12種類。まあちょっと種類多いけどよくあるやつね。そして、宣伝資金スパイ武装、指揮、組織交通粛清、混乱のアクションがあってアイコンがこれね…ふむふむ。勢力が9タイプあってアイコンがこれね…ふむふむ?。統治者が9種類あってアイコンが…って覚えられるかぁぁ!!!

さて、ゲームは1人(紅軍)対その他全員(革命勢力or日本)の対戦となる。 (注:日本向けローカライズ勢力カード日本が追加されている)

それぞれが駒(組織)を増やし、敵対勢力の駒は妨害して減らすというのが大まかなゲームの流れ。ちなみに革命勢力一般勢力6+日本+反乱勢力5+宛+拡張反乱勢力47から選べるよ!

拡張反乱勢力名前ステータスだけで、増田にはバックグラウンドがよくわからなかった。せっかくだからルルブにでも書いておけばいいのに。ちなみにタイとか朝鮮とかマカオとか秦とか選べる。

セットアップカードの枚数と種類が多く、金属駒が小さい(重要なので何度でも言うぞ。)、そしてボドゲありがちな説明理解不能案件なため割と厄介。(一般アクションカード内にも中分類があるようなのだが、どれがどれなのかよくわからない。とりあえず推測でプレイしてる)

一方、ゲームプレイの流れはよくあるイベントアクション・終了の3フェーズ制の繰り返しとわかりやすい。

アクションフェーズ簡単にまとめると、手札を使うか、手札をコストに新しいカードを買うか、というわかりやすさ。(ただし、コスト宣伝資金という2つのパラメータがあってうーんという…)

唯一面倒なのはアクションフェーズで、ボードの駒を増減させる際に、勢力によって駒の置ける位置が違うので、ボードめっちゃしっかり見ないといけない。流石にわかりにくすぎると思ったのか、透明ミニマップという駒のおける位置をまとめたミニマップがついているのだが、まあ小さくて見えないよね。

(A2大サイズボードをA5サイズミニマップにしているのだからそれはそう)

紅軍台湾統一or革命勢力勝利条件を満たさない、革命勢力はそれぞれの基準値を超える都市必須都市がある場合も)に組織をおいたら勝利となる。

あ、日本?これはチートですよチート。一人だけ完全別ルールな上、存在するだけで革命勢力難易度がガクッと下がるという。特に少人数プレイときに猛威を振るう



その他

Steam版とスマホ版で利用できるクーポンコードがついているが、まだどちらもリリースされていない。

めっちゃ煽りまくりの三段階難易度表記ルールブックにはなかった

・ワンプレイ時間結構長い。初回プレイなら半日は欲しい。

・駒は絶対に無くすけど予備はない。カードも予備はない。(そもそもカードは総枚数しか記載がないので、なくしても何をなくしたのかわからん問題

中華圏には50音順ならぬ画数順という概念があることを知った。へー



最後感想

政治思想関係なく割と楽しめると思う。点数で言ったら70点ぐらい。

ルールは難しめ&面倒なので、ある程度ボドゲになれたメンバーでないと厳しそう

・でも、最大人数の9人もそんな友達いない。つらい…

ゲームルール上、紅軍プレイが難しく、「一番なれたプレイヤーが紅軍プレイする」ことがルルブでも推奨されているのだが、その場合ゲームの所有者が毎回台湾統一を目指すことになるわけど本当にそれでいいん?

・小さい子がいる場所で遊ぶ&保管するのは、金属駒の誤飲可能性が高いのでやめたほうがいい。単なる金属駒でなくマグネット付きだからめっちゃ危ないよ。

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