2022-05-12

もうすぐ推し死ぬ

1,はじめに

 これは最近、あまりにもふとした事で推しがもうすぐ引退するという事実フラッシュバックしてしまい、情緒不安定の極みになっているため、自分の中で消化するために書いている文章です。

 そのため乱文の傾向があり、暗い感情や汚い感情も書いてあるため、自己責任で読み進めてください。

 

2,なにが起こっているのか

 事実のみを書くのならば

デビューから推してたが最近はそんなに見てなかった推し配信者がもうすぐ引退する』

 これだけです。別に炎上したとかそういう事も一切なく、本人の意向引退するだけ。

 これだけの事が、想像の百倍くらい心に突き刺さっている。

 

3,自分の浅ましさについて

 ものすごく正直な事を言います最近推し全然見ていませんでした。

 本当に見てなかった。Twitterフォローしているので、つぶやきを眺めて『おっ、今日も元気だな』ってなってるだけだった。

 死ぬほどスパチャしたわけでもない。死ぬほどグッズ買い漁ったわけでもない。デビューから推してたと言っても、その程度の人間です。

 ある意味その程度の人間からこそ『辞めないで』なんて口が裂けても言えないんです。言う権利がない。

 だって私は推しになにかを還元たか推しからあれだけのエネルギーを貰って、それをなにかしらの形で返したのか?全然です。

 そしてそんな人間にも関わらず、いざ引退ってなると一丁前にショックを受けるのです。口が裂けても言えないけれど、引退してほしくないんです。

 推しができるという事は、その浅ましさを嫌というほどに突き付けられるという事だと、私は今更ながら知ったのです。

 

4,推し死ぬという表現について

 この表現が、全てを物語っているんだと思います

 引退するという事は、自分の中で推し死ぬという事です。その気配を、本能的に忌避していたのかもしれません。だから私は配信者の炎上引退にまつわる話題は心底嫌いでした。絶対に見たくなくて、今も自分youtubeにはそれ系のチャンネルがいくつもブロックに放り込んであります

 だけどこれは、あくまで私の中の出来事です。

 引退したって推し人生は続くんです。私が今持っているクソみたいな感傷は、推しには一切関係がない。

 死ぬほど浅瀬に生きているライトファンしかない私ですが、心底推し幸せを願っています。だからこそ、こんな文章を出す事自体推しを傷つけるようで本当に嫌です。

 推し死ぬなんていう表現を使うのだって推しにとってははた迷惑なはずです。それでも使ってしまうのは、私の認識下においては間違いなく死ぬから

 推し推しとしてあったかもしれない未来可能性が全て潰える。そのことに勝手にショックを受けているだけの、ダメファンなのです。

 

5,最悪の感情

 推し引退を発表してから、あまりyoutubeを見なくなりました。もちろん推し引退に向けて、最後スパートとばかりに精力的に配信しているのに、それを見てないんです。

 多分、自分の中で、それを見る事で推し死ぬ事が決定づけられるからなんだと思います

 死ぬ覚悟を決めた推しを見れないんです。だけど、なんで推しがそんな覚悟を決めたのか見たい。

 そんな感情で、お手軽な切り抜きに向かおうとする自分がいます。それがもう本当に最悪の気分になります。最低のファンである事を自覚させられるからです。ゴシップ記事なんて死ぬほど嫌いなのに、今の私はそういうものに飛びついてしまいそうです。

 それが最悪すぎて、youtubeが見れなくなりました。多分、私はこのまま推しが死んで、全てが無に帰すまで、見れないと思います

 見ないという選択を、私はしてしまうと思います。これ以上、死の気配に近づきたくないから。

 だけど最悪の感情は、ここからが本番です。

 見ないという選択は、推しに対する情報が無であるという事です。そうすると私のような最悪の人間はどうするのか。

 勝手過去を反芻して、想像をし始めるんです。

 ああだったのかな、こうだったのかな、こうだったのかもしれないな、だったら引退も仕方ないよな。

 そんなやり方で自分を納得させようとするんです。本当に最悪です。推しをなんだと思ってるんだ。お前に推しのなにが分かるんだ?

 本当に最低の押し付けです。見知らぬ人間である推しに、自分理想押し付けてるのです。本当に、心底、唾棄すべき行為です。

 だから私は、このままだと自分を許せなくなりそうで、この文章を書いています

 

6,消化

 じゃあ結局、どうすればいいのか?結局のところ答えは出ています

 正しく推しを見つめて、死ではなくその先に行く推しを知って、それを見送るしかないんです。

 二度目ですが、私は本当に推し人生幸せを願っています推し推しとして幸せを掴めなかったのなら、その先で幸せになってくれた方が1億倍マシです。

 先ほどは、きっとこのまま私は推しの死を見れないと言いました。

 だけど同時に、ちゃんと見送らなければいけないと思っています

 これは推しのためじゃなく、自分自分に納得するためにです。

 私は結局、最後まで自分の事しか考えていない最低のファンです。

 それでも、幸せになってほしいと願う事を許してください。

 

7,最後

 ここまで長々とお付き合いいただいた方、本当にありがとうございました

 どこに落ち着くのかは自分でも分からないまま書き始めた文章でしたが、結局は私の自己満足による決意表明になってしまいました。

 頑張って、推しを見送ろうと思います

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