2022-04-22

交通広告場合

今はどうなのか知らないけど、10年以上前交通広告では掲出できる広告審査が非常に厳しかった。特にしかったのが大阪市営地下鉄だったと記憶している。肌の露出全然ダメだし、広告主もかなり選んでいた。

東京だとJRなんかはやっぱり厳しかったように思う。そもそも名の通っていない会社だとか怪しげな商材や企業は出稿させてもらえなかった。人気の広告枠は、締切日まで申し込みを受け付けて抽選でその広告枠を買える企業が決まるんだけど、本当に抽選したの?と疑ってしまうような確率微妙企業は枠が取れなかった。ただ抽選で落ちましたといえるから営業担当者ある意味助かっていたようにかもしれない。もっと露骨に申し込み後に調整が入る枠もあったので、そういう時は断られたと顧客に伝えるのが大変だったろうと思う。いずれにせよ、やばめの企業広告を出せない仕組みになっていた。

意外とザルなのが都営地下鉄で、これ大丈夫なの?という企業商品広告でも長い間掲出されていたりした。マンション水道管をいろいろやって長持ちするパイプも確か都営地下鉄ではずっと広告が出てたと思う。なんかの付き合いなのかもしれない。

交通広告は他の多くの広告枠とは成り立ちが異なる。あくまで人を運ぶ交通機関掲載されるものなので、例えば駅長などにとっては、広告なんてどうでもいい。金になるから許してるけど、本当は広告文句を言ってくる利用者を遠ざけたい気持ちの方が強く働く。どうでもいい広告文句を言ってくる利用者は相当多かったと聞いている。きっとそれは今も同じだろう。ロシア語を取り下げた例の駅で行ったのと同じような理屈で、ケチつけられそうな表現広告もやはり掲出許可がおりないことが多いだろうと思う。

今後は電車も利用客が減ってきて、広告を通じて得る収益重要性も高まってくるのかもしれない。そうするとヤバめの広告が増えてきたりするのかなあと思ったりする。

  • JRが厳しい??? 15年ぐらい前、まだエロゲが元気だった頃のアキバだとエロゲのサントラ発売広告がホーム向かいに掲出されて「エロゲの広告は駄目だがサントラの広告はセーフ!なる...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん