2022-04-21

中年現象の正体

某氏が書いた記事から色々なところで似たようなことが記事になっている。

まぁ前からかかれていたのかもしれないけど、俺が若かったせいかどうかしらんけど、俺のアンテナには引っかかってなかった。

何かと注目度の高い某氏から色んな人が読んで共感したというだけの話なのかもしれない。

僕は割とやりたいことは片っ端からやってきたので、この手の感情を抱くのも早かった気がする。

25歳くらいには楽しいことはやりたおした気がしたし、30歳くらいには人生あれくらいまでしかできないんだろうなとも思った。

けど今はあんまり感じない。

それは息子がいるからということもあるかもしれないが、多分もうちょっと別の話。

前に何かで読んだことがあるけど、例えばミュージシャンなどは自分限界を悟ると講師になりがちっていう話。

説教おじさんも似たようかな話かもしれないが、まぁマウントを取りながら自分以上の成果を上げる人を育てたいというのは、ある意味本能なのだろう。

子供もその一種しか無いと思う。

そもそもなんだけど、右肩上がりの成長中のグラフであることは大事だし楽しい

自分のあらゆるステータスを数値化するもよし、定性的にふわっと感じるもよし、それが実感できる状態であれば、生活は日々彩りを増す。

中年現象無味乾燥を抱いている人の多くは、この成長を自分の中だけにしか向けていない気がする。

ミュージシャンは生徒を募集し、会社では後輩や新人を鍛える。

趣味スポーツを鑑賞したり、アイドルを追っかけてもいい。

ゲームをやりこむなんてのもあるかもしれない。

ただ、若いから持たざるものは、そうやって誰かの、何かの成長に自分を重ねて生きているのではないかと思う。

自分が強い人ほど、自分の成長だけをみてきたひとほど、中年現象にぶち当たるのではないかと思う。

結婚育児がなぜいいかといえば、自分拡張されるんだ。

今まで自分だけだったもの家族単位になる。

あんま細かく書いて自慢話やマウントと取られても嫌だけど、まぁだから中年現象が打ち消される。

自分拡張する方法は何も結婚だけでもないし、

成長を感じる方法はいくらでもあると思っている。

結局のところ、色々できて頭が良くて好奇心があって行動力がある人が、その能力にかまけてふわっと生きてきて、それが充実した日々と感じ結婚なんか別にと思っていたことの限界でしょ。

真面目に話すのも馬鹿らしい話じゃないか

長い思春期が終わっただけだよ。

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