2022-03-27

anond:20220327182315

はなれていくホロライブ

企業規模とコンプライアンス

さらに言えば前項のような現実の醜さで片付けられるものだけでなく

Vtuberやその事務所が法的・道義的問題のあることをおこし、ネット上で炎上することが増えてきている。

 例1:ホロライブの桃鈴ねねが他者イラストトレースした絵をグッズとして販売していた https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2203/03/news163.html
 例2:ホロライブの潤羽るしあが企業情報故意漏洩契約解除 https://trendview.info/news/uruharusia2022why/
 例3:にじさんじのローレン・イロアスAV違法DLしていた https://www.menuguildsystem.com/nijisanji-laureniroas-av/
 例4:にじさんじ販売予定だったグッズが他企業デザイン酷似していた https://trendview.info/news/nizisanji2022maisondefleur/

以上の4件は2022年の3カ月のうちに2社で起きた事をピックアップしたものであり、

全体で言えば更に多くの炎上が起きている。

 

これらの問題からは、

企業規模やリスナー総数が多くなり注目度が上がっているにもかかわらず、

起業したての頃の意識が変わってないようなコンプライアンス意識の低さが見え隠れする。

 

ホロライブにじさんじは、サービス開始から4年で売り上げ数十億、従業員100人を超える大企業となる急成長を遂げた。

その急成長に企業コンプライアンス教育の整備が間に合っていないのかもしれない。

 

これから更に成長していくにしたがって、そう言った問題はきっと解消されていくだろう。

 

しかし即座に解決できる問題ではなく、また注目度の高さから、しばらく炎上が当たり前のようになる可能性も高い。

炎上するほどに界隈が批判され、Vtuberを楽しんでいたはずのリスナー疲弊していくことになる。

特にディスコードやtwitterなどの同好のコミュニティですら批判が見られるようになっていき、

そうのうちに界隈以外の人間や、詳しく知らない新参を敵視していき排他的雰囲気が生まれていく。

 

次第次第とリスナー間の心も離れていき、

熱狂的な一部の信者と冷めて離れていく元ファン二極化が進んでいくことが懸念される。

 

 

■今後の変化と展望

しかしこのような炎上を繰り返しながらも、

ホロライブにじさんじと言った大手Vtuber事務所チャンネル登録者数や売り上げを衰えることなく伸ばしている。

なぜなのか。

 

それは恐らくは、質が良く膨大な動画コンテンツを既に充分に作り上げることが出来たからだろう。

炎上をしても、それに興味を持った人々が動画を見始めてリスナーとなっていく。

そして例え今いる一部のリスナー応援しなくなっても、企業案件をすることで知名度を増やし、

広告を出すことで離れていく人数よりも多くの新規リスナーを獲得し続け、企業利益が上がるようになって来ている。

 

もっと言えば、今ホロライブにじさんじが獲得しているのは「リスナー」ではないのかもしれない。

企業案件に登場し、配信される歌を聴き、グッズを見かけて好きになった「ファン」は「生配信」を見ていないかもしれない。

 

今後、案件やグッズ展開が進んでいくにつれて、それは加速していくことになるだろう。

その段階では「Vtuberファンリスナー」ではなくなって、リスナーファンの中の一部でしかなる。、

今後リスナーは、握手会に行くアイドルファンのように、

配信まで見に行く一部の熱狂的なファン」という立ち位置になるかもしれない。

 

事実、今現在ですら生配信を見ずに、

「切り抜き(長時間の生配信の一部を切り取って数分の動画にしたもの)」を見るだけというファンも多くなっている。

これからVtuberキャラクター活用が進んでいけば

Vtuber配信者ではなくなり、更にリスナーから離れていく。

 

しかし、恐らくは、その結果として更にVtuberは売れていき、巨大化していくだろう。

それは「会いに行けるアイドル」として売れていったAKB48が、

次第と巨大化してテレビ出演などが増えて、一人当たりの公演が少なくなっていっても、

例え遠くで眺める存在になっても、

しろ人気となって売れていったようにだ。

 

一般層においては多大な時間をつぎ込んで追いかけるコンテンツは避けられる。

より多くのファンを獲得したいなら、「表層をちょっと撫でただけでも楽しめる」ことが求められていく。

 

Vtuberたちは一緒に時間を過ごして共に楽しんでいた存在から

羨望して眺めあげ、そして崇拝していく存在へと移り変わっていく。

それはオタクたちがどれほど泣き叫んで縋りつこうとも、

彼らや彼女たちは構わずに離れていくことだろう。

 

いや離れていくことしかできないのだ。

 

なぜならば、そこまで有名になったタレントファンと言うものは、

ある種巨大な怪物のようなものからだ。

ファン個人個人の力や発言は弱くても、その数はあまりにも多くなり、

それが一斉に少し近づくだけでも、そして発言するだけでも、大きな力となりタレントを傷つけかねない。

 

Vtuberタレントのような「たった一人の存在」と、巨大な規模となったファンは一緒はいれないのだ。

お互いが傷つけあわない「適切な距離へと離れて行かなくてはいけない」。

それはTVタレントであろうとVtuberであろうと同じことだろう。

今までが「近すぎた」だけだ。

 

Vtuber動画配信サイトという新しいメディア媒体で、

新しい芸術の発展をしていくのではなく、

最終的に既存タレントたちと同じ売り方に収斂していくことだろう。

 

記事への反応 -
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      • アイドル部は活動開始時点では2D だったぞ

    • ただのVTuber自分語りに特定一企業の名称を使うのはタイトル詐欺だろう

    • 追ってるわけじゃなくてアフィ記事読んでるだけだろこいつは

    • 気合入ってそうだと思ったから頑張って読んだけど、時間の無駄だったな… 現在のVtuber批判という軸が一致しているだけで各パートの議論がほぼ関連していないから何を言いたいのかも...

    • ああ、これをソースにアフィ記事を作るのね そういうこと

    • Vtuberファンなら、どれだけ好きか文字数じゃなくてつっこんだ金額で語れよ

    • 一般論で修飾し主語を大きくしてるけど個人の感想でしかないな 「売れたから離れていった」というのは、売れたことで入ってきた大多数のリスナーとの距離は離れていないという事で...

    • 岩本町芸能社が書かれてないVTuberの歴史は薄い

    • はてなーはちょろいちょろい、こんなので100ブクマ以上あっという間につくとかw

    • そもそも金にもならないコンテンツを作る方が馬鹿らしいという時代になってきている(クリエイター側の視点に立ってみれば当たり前)。いつだってエンタメは資本主義の縮図だからね。

    • こんなエントリでブクマこんな貰えるのか…

      • ブクマカなんて暇なアホしかおらんやん、せやからあんな趣味に群がるんやで😷

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