2022-03-23

anond:20220323190833

ロシア都市部の富裕エリート層に人気のあったフランス産チーズスペイン産ハムをはじめとするグルメ品は商店の棚から消えた。

ロシア乳製品や食肉産業の発展を含め多少の成功を収めたものの、食料禁輸措置による物価上昇は消費者に年間4450億ルーブル負担を強いるものとなった。

制裁措置が発動される中、ロシア指導者らは自給自足経済の促進に多大な精力を注いでおり、ソ連時代経済を称賛さえしている。

ロシア経済はいまよりも、さら原始的ものになるだろう」という予測もある。

  • 「輸入品の国内での代替策は、今回のような制裁の打撃を抑制するという目標の達成に失敗した」。 「ロシアの野心的目標は始めから非現実的だった。ロシアのような小規模な経済では...

    • しかし実際には、これまで何年もの間、ロシアの輸入依存度は上昇してきている。2021年にはロシアの製造企業の約81%が、必要な輸入品について、代替品となるロシア製品を探し出すこ...

      • ロシアの自動車メーカーは、半導体など輸入部品の不足により、特に大きな打撃を受けている。ロシア中部タタルスタン共和国の指導者は3月16日のテレビ放送の中で、トラックメーカー...

        • もう一つのハイリスクな分野はエネルギー産業だ。老朽化が進むロシアの油田やガス田は、西側の技術に依存している。アナリストによると、ロシアのエネルギー企業は以前の制裁でプ...

          • 一部の輸入品は、企業の業務に深く浸透している。ロシアの銀行および企業の最大90%が西側製のソフトウエアを使用していると推測されている。 「パイプ製品などのローテク製品の代...

            • ロシア都市部の富裕エリート層に人気のあったフランス産チーズ、スペイン産ハムをはじめとするグルメ品は商店の棚から消えた。 ロシアは乳製品や食肉産業の発展を含め多少の成功を...

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