2022-03-10

chokudai(高橋 直大)さんのバズッてたツイートへの個人的反論

https://twitter.com/chokudai/status/1501709426914332673?s=20&t=h9yN3oLRPJCC5zxpcYjZkg

↑該当のツイートはこれです。ツリーになってます

初めて書くから読み辛いと思うけど勘弁してください。

自分は4~5年ほどVTuber配信業界の動きを見てきたが、個人的にはこの意見は違うように感じる。

この方がおっしゃっているのは既存言葉で言うならVTuberよりもCTuberに近い。

『「バーチャル空間上にキャラクター創造する新しい形」としてのVtuberというのは、とっくに死んでいた』というのはそもそもVTuberはそういう存在ではなかったという話だ。

かにキャラクター方向性運営チームで決める」ということはできるけどVTuberとしてのキャラクターは昔から運営の設定よりも『魂』とよく呼ばれる「中の声の人」のアドリブ個性からまれて来たものだ。

キャラクター個性まで運営チームが決めるのであればそれは台本リアクションなども含めたあらゆるセリフを設定し生配信のようなアドリブ性の高いもの排除Twitterつぶやきなども含めたすべてを管理するキャラクター監修が必要になる。

だが実際にはそこまでやっているVTuberはもともとほとんど存在していなかったハズだ。

既存VTuberにも台本はもちろんあると思うけどそれはアニメドラマのように一言一句決まっているものではなく筋書のようなものキャラクター性格個性はほぼ『魂』に委ねられている。

からこそVTuberファンは『魂』が変わると声だけでなく動きや言葉遣いやリアクション知識量や趣味や交友関係Twitterの受け答えが全て変わってしまうので「魂が変われば別人」と判断するわけだ。

逆にそれら全てを管理して完全に台本に則った喋りしかしない場合はCTuber(キャラクターユーチューバー)と呼ばれる存在になると思う。

前例が少ない上に私があまり詳しくないのでそれほど例を出せないが以前キティちゃん星井美希がやっていたYouTube配信高橋さんの言うところの「バーチャル空間上にキャラクター創造する新しい形」ではないだろうか。

ただ個人的には真に「バーチャル空間上にキャラクター創造」しているのはにじさんじやホロライブのような「絵が動く配信者」達だと思う。

なぜって彼らは今、完全3D空間の会場でライブをしたり現実VRを融合させたりするコンテンツ最前線にいる人たちだから

高橋さんは「中の人への依存が小さく、でも交流が出来るキャラクター」を望まれていたようだがCTuber方式で産まれキャラクターでは非常に敷居が高い

キティちゃんのようなやり方であれば中の人への依存度が小さくできるがこれは非常に活動の幅が狭い。

一言喋るだけでもセリフの監修が必要なうえにアドリブ性が無いので事前に回答を用意した受け答えしかできなくなる。

猫宮ひなたやゲーム部を例に挙げていたが、例えばそういったゲームが上手い設定のCTuberが居たとして、そのCTuberに「あの動きはどうやってやったんですか?」と質問しても当の声担当自分のやったことではないので答えられない。

曖昧ごまかすか適当な嘘をつくか、あるいはその場でキャラ監修者がセリフを考えるかしか無くなってしまう。

3DCGの扱いに造詣が深く、キャラクターの設定監修にも長けているアイドルマスター運営10年以上キャラクターを支えてきた声優でもキャラクター配信は結局1度しか行えなかったあたり、その難易度の高さが伺える。

以前聞いた話だが、ゲーム部のメンバーファンが「シャンプーは何を使っているか質問したところ、「海外のとても高いシャンプーを取り寄せている」と返答があったそうな。

キャラにあった良い返しだと思うが、声優変更後に別のファンが同じことを質問したところ「どこでも売っている普通シャンプー」の名前をあげたそうな。

これは魂が変わるとキャラクター存在を維持できない1つの例だ。

自称CTuberだったゲーム部ですらこの有様だったのだから魂変更によるキャラクターのブレを防ぐにはとてつもない労力が必要なことがわかる。

(まぁゲーム部がCTuberだと言い出したのは炎上後の苦し紛れ言い訳だったわけだが)

なのであくま個人的意見だけど『「キャラクター声優の同一視」が行われる環境が出来てしまった』のではなく『声優が変わるとキャラクター個性や魅力を維持するのが非常に難しいという事実環境に知れ渡った』だけだ。

からキャラクターとしてのVTuberが死んで変わってしまったのではなくそもそもVTuberというのはこういうものだと自分は思う。

そしてそういった問題点を解消したやり方こそが、『魂』とキャラクターの融合なのだ

『魂』の個性をそのままキャラクター個性とすればキャラ監修もセリフ台本必要無いし自由活動ができる。

全てを『魂』に任せる分属人性高まるが、これが最もパフォーマンスに優れたやり方でありVTuber業界としての新時代キャラクターの作り方なのだ

別に高橋さん論破しようとか人格攻撃しようという気はさらさら無いが、こういった『VTuber業界は変わった』論は往々にして前提が間違っている気がする。

CTuber路線があまり流行らなかったのも結局は労力に見合わずモデルとして破綻していてもともと無理があったのが原因だろう。

もしCTuber路線が本当に面白くて長期の企画として成立するならばビジネスとして確実に消えたりはしないハズだ。

そのあたりを踏まえずに「にじさんじやホロライブのせいでVTuber業界の流れが変わった!おかしくなった!」というのは筋違いしか言いようがない。

結論としては、『V業界が変わった』という事実存在せず、またCTuber路線存在が居なくなったのもそもそも無理があっただけで他のVTuber存在関係無いということだ。

自分と同じ意見の人が居てくれればうれしい。

以上。

  • 直大だからchokudaiってクソだせえな。頭湧いてるわ

  • Vチューバーって気持ち悪くね

  • ズレたことでなっっっげ~~~~~長文書くなよ。 chokudaiは別に今の配信中心のスタイルに否定的なことは書いてないし、「にじさんじやホロライブのせいでVTuber業界の流れが変わった...

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