小6の時、中2のいとこから教えてもらった。
初めて付き合った女の子の爪の色がラスタカラーだったので、僕は相当な覚悟を持ってパンツをおろした。
自分の性器同様触れる部分は黒く、それ以外はそれなりにピンク色だったので、妙に安心してバレないように布団の中でニヤリと笑った。
ケツ毛に絡まったトイペが無理だった。すまん
C++にそんな便利なやつあったんやな
単純に、彼が受けもっている多過ぎる仕事のいくつかを、無理矢理剥がして引き受けることはできたでしょうか。
あとは休むにしても「急に来れなくなる」みたいな形にならないで済むようにはできたと思います。
どっかのジジイが付けそうなタイトルだが私は25歳、ここでいう若者とは10代後半〜20代前半の大学生あたりである。
私はビジネスホテルのフロントで働いている。以前の客層はビジネスマンのおじさんばかりだったが、コロナ禍になってからホテルの部屋や内装が映えるとのことで若者が泊まりに来るようになった。出張が無くなってしまい経営が厳しい中でとても有難いのだが、その中で気付いたことがある。
特にそれを感じるのはチェックアウトの時。うちのホテルは客室に電話がない(各階の廊下にある)ので、規定の時間を過ぎたら部屋に直接伝えに行くのだが、おおむね会話は以下のような感じである。
スタッフ「お客様、チェックアウトのお時間過ぎておられますが…」
客「あ、はい。」
ス「すぐお出になりますか?」
客「うーん…(友達と喋って)いや…」
ス「…1時間延長につき○○円追加料金かかりますがよろしいですか?」
客「ああ…(嫌そうに頷く)」
どういう神経してんの????お前は謝ったら死ぬんか????時間過ぎてるって言われた時点で「すいません間に合わないので○時間延長お願いします○時には出ますので」だろうが。っていうか過ぎることが分かった時点でホテルの番号にでも直接電話できるだろお前が四六時中持ってるそのスマホで。
たまに部屋をノックしに行くと「すいません」ぐらいは言ってくれる人もいるが(それでももっと早く言えとは思う)、8〜9割はこんな感じ。
他にもヘアアイロンを借りる予約をしておいて連絡なくキャンセルしたりなんてのもよくいる。
こういう人間ってどう育てられたんだろう。親もこんなんなのか?そもそも悪いことというか人に迷惑をかけてる自覚があるんだろうか。こっちから聞かないと答えないくせに友達とはデカい声でベラベラ喋ってるし。その友達も注意せず平気な顔してるから同じ価値観なんだろうなあ。もし自分の友達がそんな態度取ってたらドン引きするわ。
若者でなくてもこういう人間は居ると思うしまともな若者もいると思うがあえて若者と書いたのは、少なくとも私の職場では30代以上でこういう人を見たことがないからである。ある程度の年齢の人は遅れる前に延長を申し出てくれるし、数分遅れただけでもすみませんと言ってくれる。
お前の働いてる地域の治安が悪いと言われるかもしれないが、お客は全国の色んなところから来てるしそもそもビジネス街なので住んでる人はほぼいない。
なんで私を置いて留学したの?
何もしなくても世話を焼いてくれる美少女が押し掛けてくることを願ってる
愛犬が死んでしまったので、焼いてもらった。
焼かれて骨だけになってもやはり可愛くて仕方ない。小さい小さい指先や尻尾の先。いくど撫でたか覚えてないおさまりの良い形をした頭。がっちりとした牙。
16年生きた。
まるで子熊みたいだった子供の頃の彼が、いい感じの棒を咥えて得意げにぽてぽてと歩く姿が忘れられない。
縁石の上を器用につったかたーと小走りで進むのも好きだった。チャッチャッと爪が鳴る音。秋には積もった落ち葉の中をガサガサと音を立てて進むのが楽しいようだった。
風呂は嫌いだけどどういうわけか雨の中の散歩は嫌いじゃないらしく、黒い毛並みに雨粒を光らせてフスフス歩き回っていた。
よそのお家の玄関先にビーグル犬を模した植木鉢を見つけて首を傾げ、抱っこされるのは好きでなく、寒冷地の出身だけど寒がりでヒーターを独占しては焦げ臭くなってみんなに引き剥がされる。
誰かが帰ってくればそれなりの喜びを見せてくれたし、一通り尻尾を振ったら業務終了とばかりに自分の寝床へ戻っていった。
戯れに『かわいいちゃん』と呼ぶと、自分が呼ばれていること自体理解できるのか、ナンデスカという顔でこちらを見つめる。母が即興で作る『愛犬の鼻歌』、『むくちゃん むくちゃん サワヤカむく太郎 むくちゃん むくちゃん ステキなむく太郎』。
13歳をすぎた頃から少しずつ足腰が弱くなり、おしっこを漏らすようになり、それでも散歩に行こうと声をかければ嬉しそうに尻尾を振ってとんできた。
生き物というのはどうしても老いていくわけだ。
踏ん張りがきかずウンチをしようとして尻もちをつくことが増え、歩いていて疲れからか途中で歩みが止まることも増え、日夜を問わず吠え続けるようになった。
介護は思っていたより大変だ。生半可な気持ちで生き物と暮らすことはしてはいけないのだと身に染みてわかった。
そうして吠え続け、吠える体力も無くなって、掠れた声も出なくなって、二日ほど苦しそうに眠り続けた。死ぬ前の日に、おそらく目も見えず鼻も効かず音も聞こえていない彼を怖がらせてしまって、親指の爪の生え際をかなり強めに噛まれた。その噛み締める力の強さに、怖がらせてしまったことを後悔したし、死にそうなのにその強さを持っていることが何故か少し心強かった。その傷跡も残ってはくれず、今はすっかりきれいになっている。
彼が死んだとき。彼を囲んでいた家族が各々トイレや台所や自室に散ったその一瞬を縫うようにして死んでしまったので、みんな泣きながら少し笑った。静かなのが好きな犬だった。
泣き腫らした弟が『最後に散歩してた道を抱いて歩きたい』と言うので一緒に外に出た。もう歩かないんだな、電柱から離れないこともないんだな、と、抱かれるままに、弟の歩くリズムに合わせてがくんがくんと揺れる頭を見て思った。
その日の夜中に、骨になった犬を家に連れて帰って、家族がみんな寝た後こっそり骨壷を開けた。そうして、砕けて粉状になった彼の骨を少しだけ舐めた。衛生的にアウトだなと思ったのだけど、まあでも、できれば食べてみたかったので。
当たり前のように不味かった。それだけだった。
生活という感じだなと思った。すべては変わっていくし、すべては止められないし、すべては『うん、まあ、そんなもんだよね』、理由とか大して重要ではないのだな。ただ、不味かったことは多分忘れないだろうなと思う。
仮にその「彼」が助けを求めていたとして、あなたは何ができたの?
よくあるOD話やな