ヒストリアが「女の子らしくってなに?」とフリーダに質問したとき、フリーダは始祖ユミルを指して「この子みたいな女の子のことかな」と言った。
ところで始祖ユミルは、弱小集落出身の奴隷であり、豚を逃したという罪で奴隷の身分からも追放され、畜生の様に「狩り」の獲物として追われる中、たまさか巨人の力を手に入れた後、王専属の奴隷となった。王の奴隷として工事や戦争にいいように使われ、王から「子種をくれてやる」と言われ子どもを産み、王を暗殺の危機から身を挺して庇っても心配されず、絶望してそのまま死んだら自分の遺体を娘に食われ、死んだ後も「道」で言われるがまま巨人の力を王家に与える、彼女は、根っからの奴隷に見える。
ここから読み取れるのは「女の子らしく生きる=奴隷根性に従って生きる」という
「女は奴隷らしく生きろということか」
または
の2択だ。
このように単一の描写やメッセージから全く逆の解釈を呼び起こすような術が進撃の巨人ではよく使われるよねえって昨日の放送でおもいますた
進撃はグロくてキモいから見てなかったけど、やっぱりこの作者露悪的でサディストなんだね