トップが有能なら独裁のほうがうまく。
開発独裁という言葉もあるわけだし。
いちいち話し合って決める必要もなく、ワンマン社長みたいに独断で即決できるし、
気に入らないやつを追放することも簡単だしね。
ただ歴史上ずっと有能だった人は稀だ。
そして、トップが政策に失敗して、それでも権力の座に居座ったときに問題が起きる。
そのときに解散総選挙ができる民主政の利点が出てくる。
独裁が終身制なら、革命か暗殺するぐらいしか退陣させる方法がなくなるわけで。
革命で追い出せればよいがそれも失敗して内戦に突入なんてしたら、見るも無残な結果になる。
人が人を統治するのはとても難しいし、経済発展させるのも難しい。
それに失敗することが前提で、失敗した時のダメージを少なくする民主政と、
成功することが前提で失敗することをあまり想定していない独裁制みたいなものかな。
ギャンブルで一攫千金を目指すか、定期購入してコツコツ積立するかの違いのようなものだと思うよ。
Permalink | 記事への反応(0) | 19:16
ツイートシェア