2022-01-25

博士!ぼく、猫になりたいです!

ぼく「博士!僕、猫になりたいです!」

博士唐突になんだ。どうしてまた猫になりたいんだい?」

ぼく「なんかゴロゴロして好き勝手してるのに、愛されてるからです」

博士「なるほど。まあ確かになれないことはない。この薬を飲めば猫になれるよ」

ぼく「本当ですか?!やったー!」

博士「ただし」

ぼく「ただし?」

博士「猫になりたいという気持ちが強くないとなれない。中途半端気持ちだと不味いことになる」

ぼく「中途半端だとどうなるんですか?」

博士・・・スフィンクスみたいになる」

ぼく「ああ・・・あれ、そういう成れの果てだったんですか。あれはやだな・・・

博士「そういうことじゃ。あれは見せしめなんじゃ。中途半端に猫になろうとするなという古代エジプトからメッセージじゃ」

ぼく「はぁ・・・。まあいいです。その薬を早くください!気持ちだけは負けません!」

博士「まあそんなに急ぐな。一応ここにその薬はあるが・・・

ぼく「もらった!ゴクゴク!」

博士「あっ!最後まで聞かないで飲んだ!」

ぼく「あれ、なんだか・・・これは・・・

博士「言わんこっちゃない」

ぼく「・・・・髪の毛が天パだったのに、猫っ毛になってる!」

博士「そうそう、これでエアリースタイリングバッチリじゃ!・・・って、違うじゃろ。髪の毛だけじゃない。お前の手を見てみなさい」

ぼく「え・・・これって・・・・・・球?」

博士「違う。コロコロ回るじゃろ?」

ぼく「あっ!これって、昔のパソコンマウスの中に入ってたボールだ!」

博士「そうじゃ。ネズミ呪いがお前の手に乗り移ったんじゃ。勝手に薬を飲むから・・・。あと、鏡を見てみい」

ぼく「あれ・・・なんかこの顔って・・・青い?耳がないけど、鼻は赤いしひげはあるし・・・

博士「そうじゃ、ドラえもんじゃ」

ぼく「ど、ドラえもん?」

博士「だが四次元ポケットなしのドラえもんじゃ。四次元ポケットなしのドラえもんがどんな価値を持っているか、お主も知っているじゃろ?」

ぼく「最悪だ・・・。あれ、でも体は短足じゃない」

博士「うん、体はただの人間だね。アラフォーおじさんのままじゃよ。つまり、頭は髪の毛生えたドラえもん。体はアラフォーおじさん。まあ、怪物じゃの」

ぼく「うわーーん!どうしたらいいんですか?」

博士「どうにもならん。そのまま余生を過ごすがいい!!」

ぼく「うわーーん!!!

しかしその後僕は、髪の毛さえ剃れば、顔はドラえもんでいられることに気がついた。

幸い声帯ドラえもんわさびの方)だったので、You Tubeで顔だけだして配信することにした。これが大当たり。たちまち人気者になれた。

そして、ライブ配信での「赤スパチャー!」が俺の得意セリフとなった。僕は今幸せだ。博士ありがとう

  • 赤スパチャー!がどんな言い方するのか脳内再生できるのワロタ

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