久しぶりに 降りた駅は
いつの間にか 建て変えられて
まるで見知らぬ街のよう
見覚えがある制服達
すれちがって 振り返っても
クラスメイトであるはずもない
長くもない時間の中で
街の色も流行歌(はやりうた)も 変わったけれど
変われないものもあるわ
ターミナルで降りたあなたを
ガラス越しに見送ってた あの日のわたい
そのまま この胸の中 いるもの
Not so long as a change
朝はいつも たった5分
急ぎ足で通(かよ)った道が
今日のヒールの靴では遠い
軽い恋の相手ならば 変わったけれど
一途(いちず)だったマジカルシーズン
あの季節に刻み込んだ呪文だけは
自然に くちびるついて こぼれる
Permalink | 記事への反応(0) | 15:07
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