2022-01-08

昔「とらドラ!」というライトノベルがあった。その巻番号の振り方が不思議だった

1巻目は「とらドラ!」で問題なかったのだが、2巻目は「とらドラ2!」で、当時から私には「タイトル名の間に巻番号付けるの?どうしてそこにビックリマーク付けるの??」って感じだった。

とらドラ!2」(タイトル名の後ろに巻番号)ではなぜダメだったのだろう。アニメ化されて10年以上経った今でも、深く疑問に思っている。

そして、「とらドラ!」は最終的には10巻まで刊行されたので、最終巻は「とらドラ10!」という名称だった。

ところで、数学には階乗という概念がある。例えば、「5の階乗」と言えば5から1までの整数を掛け算した値のことで、5×4×3×2×1=120となる。

そして、その階乗は数式で表す際、ビックリマークが用いられる。つまり、「5の階乗」は「5!」と表現する。

とすると、「10!」は「10階乗」という意味であり、計算すると10×9×8×7×6×5×4×3×2×1=3628800である

よって、「とらドラ10!」とは「とらドラ3628800」と同じ意味なのだ

これはすごいことだ。ライトノベル史上、最大の巻番号だと思われる。おそらく現在でも、それを抜く作品は無いだろう。

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