http://www.ka-mental.jp/ijime_foryou.html#ijime7
支配型関係嗜癖、というのは初めてきいたが、なるほどと思った。
酒やタバコのように、相手を支配することで自分のストレスを発散している。DVや虐待も似たようなものだろう。
大人はまだいい。子供よりは自由に金が使える。ストレスの発散方法、逃げ道がある。子供にはほとんどない。同級生やきょうだい、ペットに当たる程度だろうか。
「今まで仲の良かったAちゃんが急に冷たくなった」等のときは、「今まで優しかったAちゃんが急に意地悪をしてくるようになった。Aちゃんに何かあったのか気になるから先生見てあげて下さい」と担任に相談すると良い。親からも同様に学校やスクールカウンセラーに相談し、児童相談所にもAちゃんについて通報すると良い。
いじめられた子のケアはもちろんするが、それは当然なので声高に叫ばなくともごく自然に行えば良い。被害児童の家庭に問題があった場合も、相談の過程で児相、医療機関等とつながりを持てるメリットがある。
重要なのは「加害者」について常に気にかけ、「心配だ」「おかしいのではないか」という論調でスポットライトを当てることだ。被害者が〜、被害者の〜と被害者のことばかり言うのは被害児童に余計つらい思いをさせる。「加害者がおかしいんだ」とハッキリさせることで「自分はおかしくなかった。運悪くターゲットにされただけだった」と思える。
昔から何もない家庭はないだろうが、家庭不和、離婚、経済苦は増えているだろう。子供のSOSがいじめという形で出ている可能性は高い。特に問題のない幸せな家庭に加害児童が生まれているようであればなお闇は深い。各種検査、入院、加療が必要だろう。
私よりずっとIQの高いであろう文部科学省がこの方向に法整備を進めない理由がわからない。被害者も加害者も保護される。誰も損しないと思うが。