そもそも戦後からバブルまでが異常だっただけで、実態は可住部の少ない狭い島国で資源もなく気候も厳しく災害も多い、歴史的にはずっと忍耐だけで凌いできた貧困の国やからな。それを抜け出すために世界に戦争を仕掛けなければならないほど詰んでたんだから、本来こんなもんやで。
面白いのは当の本人達にはイマイチ自分が貧困であるという認識がないところ。クソ狭いの我慢すれば世界基準では衛生的な環境に住めるし単一民族だから教育レベルが低くても全員会話と読み書きできて意思の疎通困らないし治安も良い。全力で安い娯楽と安い食い物を開発したからまずくはない飯を腹一杯食ってそこそこ楽しく暮らせる。でも人間として基本的なところの結婚も恋愛もできないし家も車も食洗機も持てない、何より次世代を生み育てられないという社会の破綻を来たしてる。国の数十年後の未来はない(放棄した)代わりに今生きてる人はなんとかコンビニ飯(意外と出来がいい)は食える、今の日本の貧困はそんな形だ。小学校で習ったアフリカのガリガリの子供とはまた違う画の貧困だから気付かないのだ。その痩せ細る子供達がそもそも生まれもしないのだから。