2021-12-14

持続可能センターボット

センターボットと言われても分からない人もいるかもしれないが、要は『円形の農地中央スプリンクラーを置いて灌漑するやつ』であるアメリカ中国乾燥地帯などではこの方法を用いて大規模な穀物生産をしている。

このやり方、水効率は確かに良い。が、水の出所は多くの場合地下水であり、地下水は限られた資源だ。一方で灌漑に用いられた水は一部は植物に取り込まれ、一部は蒸発し、一部は地下に還っていく。

まりセンターボットによる農業を続けている限り地下水が減少していくのであり、大規模なセンターボットを行っている地域地下水が尽きたら農業生産が大きく落ち込む。明らかに持続的ではない。

もちろん、「だから今すぐセンターボットを止めろ。穀物価格が上がって貧乏人が餓死しても知ったことか」などと言うつもりはない。が、今のうちに持続可能ものにする必要はあるだろう。

とはいえ、水が豊富地域からパイプラインで持ってくるくらいしか方法は無いか

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