2021-12-10

小学校高学年の頃、

学級会の中である男の子

先生!◯◯がいつも睨んできます!」

発言をした。

◯◯はわたしである


先生わたし

「どうしてそんなことをするの?」

と聞き、わたし

「睨んでいません。

元々こういう目つきです」

と答えた。


わたしその男の子好意を持っていた。

教室内や校庭で目で追ったりするくらいの…

恋と呼ぶには足らないほどの、ほんの少しの好意

自分ではただみつめていたつもりだったのだ。



から初めに彼が発言したとき理解が追いつかなかった。

え?なんで?睨む…?誰が誰を??

頭の中はハテナでいっぱい。

遅れて理解した。

ああ、

わたしは"みつめていた"つもりだったけれど

彼には"睨んでいる"ようにみえたのか、と。


どちらかというと男勝りだった当時のわたし

男子と遊ぶことも多かったし、

言葉遣いなんかも男っぽかったと思う。

感情がすぐに顔に出てしまタイプで、

喜怒哀楽は激しい方かもしれない。

(それは今でもそうなのだけど。)

切れ長の一重でちょっとつり目。

友達にはネコ目だね、と言われていた。

そして元々ほんの少し口角が下がり気味の口。

それが相俟って

ただぼーっとしているだけで

「怒ってるの?」「機嫌悪いの?」

とよく聞かれたし、

「初対面は怖い人だと思ってた」

と言われることも多かった。

それでもさすがに想定外だった。

好意を持って見ていたはずでも、

悪意として受け取られることもあるのだと。

幼いながらにものすごく衝撃だった。



後々その学級会のことは

友達に笑い話として話したことは何度もあって。

自分の中で笑い話にできてると思っていた。

そんなこともあったね、と。








先日、

職場面談上司に言われた。

「◯◯に睨まれる、と一部から苦情が出てる」

と。

誰とは言わなかったけれど

事務方の誰か、らしい。

自分仕事がうまく行かなかったとき

他の人に八つ当たりみたいになって迷惑をかけることがないように、

事務所に最低限の挨拶だけして誰とも目も合わさずサッと帰ることがたまにあるのだけれど。

まあ機嫌が悪いのはいつもと違う挨拶の仕方で一目瞭然。

から周りも触らぬ神になんとやらで放っておいてくれる。

でもそれ以外のとき

基本的笑顔でいるようにしているし、

事務方人達とも満遍なく和やかに接している。

つもりだった。

もちろん誰かを睨むなんてとんでもない。

職場揉め事なんて面倒でしかないのでそんなことするはずもない。

でも、そう言われてしまった。


わたし咄嗟に返した言葉

「誰も睨んでいません。

職場でそんなことしません。

元々こういう目つきです。」




言いながらどうしようもなく泣きたくなった。

そのあと仕事が終わるまで、

なんなら終わって家に帰っている途中でも、

ちょっと気を抜くと泣き出してしまいそうなくらいだった。

家に着いたら涙が溢れて止まらなくなった。



あの日のことが

思ったよりもトラウマになっていたんだと

今になって気付くとは思わなかった。



もちろん、大の大人が機嫌が悪いことを

隠せないことが問題なのは重々承知

自業自得、それもそうだと思う。


それでも悲しかった。

好意云々のところは違えど、

睨んでいるつもりがないのに睨んでいるようにまた思われてしまった。

わたしは何も成長していないのだ、と。










落ち込んだらとことん堕ちてしまって

いつもなら割と寝たら忘れるタチなのに

ものすごく引きずっている。






まりに内容が恥ずかしすぎて

落ち込んでいる理由が誰にも話せず

でもどこかに吐き出さないとやりきれなかったのでここに書かせてもらうことにした。

こんなよくわからない文章最後まで読む人もいないと思うけれど、

お目汚し失礼しましたm(_ _)m

  • トクサツガガガの北代さん 増田がどういう人かは知らないけど、北代さんは俺は好き

  • これからは俺の文章もっと睨んで

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