クサイ株が飛ばされたのは混乱がさけられてよかったかもしれない。
描写それ自体は別にそこまで糾弾する程のことではないとは思うけど、「せっかくマイノリティを取り入れてやったんだから、水を差すなよ」「俺たちに差別意識なんてあるわけないだろ」みたいな、その傲慢な態度こそが問題のような気がする。
同程度の視線を決して合わせてこないブスだけが安全に視界に入れられる生身なのよ。
俺達が直視できる美麗な女性は水商売か風俗か創作の中のみとなる。
しかし水商売や風俗は高い。1億総低層時代に生身の女に払えるお金はない。
アイドルグループだって高度に集金システム化されていて富裕層しか追っかけられない。
そうすると唯一、まともに視界に入れられるのは、
画面の向こうの二次元美(少)女か、AV女優のみとなるんだよ。
そこに「ポリコレだ」「多様性だ」とブスをねじ込まれても困るんだよね。
ブスなら視界にいられられるんだから。KKOにとってもっとも馴染みのあるのがブスなんだよ。
そんなリアルを娯楽の世界に持ち込まれたら、KKOが美麗な女性を目にする機会自体がなくなってしまう。
KKOだって綺麗なものは見たいし、醜いものは見たくない。しかし現実ではそれは許されない。
「現実にそういう問題があるから映画業界として向き合う必要がある」
と
は別に相反してないよ
例えば人種問題に限れば、アメリカの人種割合はすでに白人は半分を切ってるから白人だけに媚びるコンテンツは商業として旨味がないし、黒人や有色人種が出て多くの人種にアピールしたほうが売れるのは当然って話になる。
当然そういった人種の人たちが不快になる偏見や差別はできるだけ避けたほうが良いに決まってるのは当然でしょ
「差別反対」って志なのか「有色人種への商業的アピール」なのかって違いはあっても、人種問題は「今現実にある問題」なわけで、今映画を作ってる映画産業もそれは避けては通れないし、あえて避けて通るのもそれはそれで一つの政治的考えでしかないんやな
基本酷い世界なんだ
女は食われる存在で当たり前に犯される
そういう、コミックバルキリーとかチャンピオンREDとかに連載されるような漫画
チートとエロを楽しもうって言うある種清々しい作品で、個人的には好き
トンデモ設定で暴れたキャラがトンデモ設定で倒される、まぁ、王道と言えば王道なんだけど
なんていうんだろ
JOJOとかもそう感じるときはあったけれど、なんかこう、もっと自然に描けないか?と思ってしまう
強い設定をバーンってだして、それを無効化する設定をバーンってやられると、へぇ・・・って感じで冷めてくるんだよね
あと、神になった男が「なんでも意のままになる」から空っぽになるって表現があるんだけど
ならんよね
キーワードは「全知」なんだよ
15巻で神の座の男が語った内容がなんか響かないのは
下界にいる有象無象が何を考え何を生み出すかなんてわからないはずなのに、「僕には新しい刺激は何もない」とかなってしまうからなんだよな
なろうとかでもよくある感じの、当初あった粗削りなナニカが、段々と無くなってる感じはするんだけど
最後まで読んでみたいと思う