一緒に旅行すればいいじゃん
素直にここに書いたままのことを言えばいいのになとは思った
久々に帰省したところ、両親が160万ほど入った俺の名義の通帳を渡してくれた。
俺の将来のための貯金だったようで、老いた両親はその存在を俺に伝えていないことが長年の気がかりだったようだ。
だが親のおかげでいい大学を出してもらった今の俺にとっては残念ながら小銭だ。
小銭は言い過ぎかもしれないが、自分の資産総額からすると誤差に近い。
いったんは貰っておくとして別の形で両親に返していきたいんだが、
無欲な人達なので旅行や食事を贈ってもあまり喜んでもらえない気がする。
何なら喜んでもらえるだろうか。
来週から、週一(土日祝のどれか)で近くの工場の深夜バイト(5時間)を始めることにした
女だし28歳高卒の身からしたら貰ってる方かもしれないけど、首都圏だ少ない収入だと思う
子なし
何故、働くのかと旦那にも言われたけど兎に角将来が不安で仕方ない
本当は、雇われずにやる副業とか出来るスキルとかあればいいんだけど、頭も悪い高卒だとそんなのも思いつかないし取り敢えず手っ取り早く深夜バイトから始める事にした
週一なので月に良くて3万にしかならないけど
二郎の女への憧れって前半ではお絹で表されているんだよな
大学にお礼の荷物届けるときのエピソードで幻影みるときとかの表現でわかる
でも避暑地で成長した菜穂子に再開したあと、それとなく菜穂子はお絹が結婚して子供もいることを告げる
二郎に女っけはないことをわかって外堀を埋めてるっていうシーンなんだよな
というのは結核にかかっていてもう死ぬという女にとって普通は結婚なんて望むべくもないわけだ
当時のお嬢様なのにかなり成長していて未婚だしな
そんなときに二郎というエリートをまんまと仕留めるための最短の行動を菜穂子はとってるわけだ
もちろん二郎の方だってそういうことはわかってて、お互いに残り少ない時間を懸命に生きるということを2人は選択するという物語なわけだ
つまり菜穂子は結核の病状から逃れられない死のなかで夫婦の幸せというものを手に入れようとするわけだし、
二郎には狂っていきまもなく破裂する日本で美しい飛行機をつくるという夢を叶えることに急ぐわけだ
この二つが焦燥感を携えたふたりの暮らしとして後半のドラマに描かれている
そうしてみれば自分の欲しいものを的確に獲得し達成まで持っていくという菜穂子は決して弱くて待ち続ける存在としては描かれていないのだ
ポリコレ的な批判では十分に適切な読解があって初めてその効力が出るものだと思うのだが、いかんせん雰囲気で批判するための手軽なハンマーになってしまったのが誰にとっても損な話だ
そもそも元増田が挙げてる本の中に「理論の基礎」なんて一個も無いだろ。理論の基礎というのは竹村先生の現代数理統計学とかBDA本とかそういうのだろうな。
元増田のチョイスは十分過ぎるくらいに工学的だし、それすらも「理論の基礎」と思ってしまうのは軽薄なweb系らしいと言える。