「ドイツ人の切断処理の話は、西尾によるでっち上げ」は、流石に無理があると思う。
例えば、岩波新書の『ドイツ史10講』を読むと、著者の旧西独への留学経験から「しばしば『日本と異なり、ドイツは戦時中の過ちに向き合っている』と言われるが、著者が留学した当時の現地ドイツ人はそのような雰囲気ではなかった」と述べてある。これは一例にすぎないが、右派・保守派ではない歴史研究者からもドイツ人の切断処理を覗わせる証言は、まだまだ他にも探せば見つかるだろう。だから、西尾当人に対する評価とは別にして、やはりドイツ人の切断処理はあったと考えられる。増田とは異なり、専門研究者の証言を自分は信頼する。
新書のシリーズものって著者によるバラつき大きくてがっかりすること無い? でも面白そうなのでとりあえずどれか読んでみるが