ふと去年参加したイベントのことを思い出したので綴っておく。
去年、Code for Japan Summit 2020 ( https://summit2020.code4japan.org/programs/ ) という奴に視聴者として参加してみた。
残念ながら正式採用されなかった接触確認アプリを作られていたことからCode for Japanに関心があったし、その勉強会 ( https://www.code4japan.org/news/20200513-event ) も良かったからだ。
しかし…多数のセッションの中には興味深いものもあったが…いくつかのセッションには非常に落胆した。
その最たるものが「特別定額給付金とお面と私」というセッションで、その様子はYouTubeで今も視聴できる。( https://www.youtube.com/watch?v=emyCeGYGnqM )
タイトルは事前に見ていたので「お面?何のことだろう?」と思って期待して聴きに行ってみれば、「お面を作って被って撮影してアップしてね」「アップされたものを見てみましょう」という呼びかけがあるだけで、お面の意味について全く何も語られない。
ほか (このセッションに限らずほかのセッションでも) 登壇者のことを本名で呼ばずに全員「〇〇市の多田さ~ん」と呼ぶことが繰り返されるのだが、それも全く意味がわからない。「あはは」「うふふ」と登壇者同士で盛り上がっている。
どうも一部関係者だけが予め理解しているらしき内輪ネタで勝手に盛り上がってるだけで、視聴者を完全に置いてきぼりにしている、とても寒くて不愉快な時間だった。
「誰もが参加しやすいサミットをともに考えともにつくる」とか行動規約を説明されてたけど、まず我が振りから考えろよと思わざるを得なかった。
あれでCode for Japan関係者への印象を大きく落とすことになった。あの関係者は自分たちがやっていることについて疑問を持たなかったのかね。
ちなみに登壇者の多田さんのブログにて後日その背景が書かれていた。( https://note.com/tdism/n/nd18a872cacf1 )
「おくみかさんが「株が爆上げなのでみんなで愛でたい」と申し出てくださり、6月25日にお面のイラストを作っていただき、そのお面をかぶってイベントをやろうということで」