僕は選挙権を得てからずっと野党に投票している(自民・維新に投票したことは無い)。
元文部事務次官「日本の有権者は愚か」に代表されるような、野党のコア支持層の「日本人が愚民だから野党が負けた」「日本はもう終わり」と言った投げやりな発言が目に余るので「ゆっくり日本が良くなっていけばいいじゃないか」という立場の自分の意見を書いてみた。
結論としては表題の通り、旧社会党のように野党は今後も、自民と比べてリベラル・平等主義的・革新的・外国に倣った先進的な政策を掲げ続けて戦い、そのような「リベラル政策」を掲げた野党が有権者の意識の変化とともに票を伸ばすのを見た自民党が野党の政策を取り込むかたちで徐々に日本が変わっていけば良いだろうと考えている。55年体制の歴史だな。
自民党が今回の選挙の前後で、「新自由主義からの脱却(分配の重視)」「夫婦別姓の検討」といった過去の政策からの転換を言い出した理由は、野党連合の出した争点を潰さないと選挙(今回だけでなく半年後の参院選も見据えて)で負けるという危機感からだろう。
同じように、野党は二度と政権交代できなくても、国民がどの程度リベラルな政策を求めるようになったかの変化のバロメーターとして存在し続ければ良い。
「夫婦別姓」や「同性婚」への強硬な反対派の多い定年退職した世代が10-20年後に亡くなれば、反対を続けることで得る票よりも逃げる票が多い(対抗馬の賛成派の野党候補に負ける)と当落線上の与党議員から先に「転向」を始めて、やがて与党内で賛成派が多数になるだろう。
僕の子供が結婚を考える20年後ぐらいには、「夫婦別姓」を選択できるようになってキャリア上の支障が減ったり、まだ幼いので性指向は分からないが仮に同性愛者だったとして「同性婚」ができるようになれば上出来、程度の長い目で物事を見れば良いのであって、一回の選挙ごときで日本に絶望したり日本人を呪う言葉を吐く必要など無い。
昔の社会党や共産党のようにレッドチーム(中国や旧ソ連)に阿る勢力はぶっちゃけもうこの国には要らんと思う 中国やその属国韓国とは一線を画することが今後支持される政党の最低ラ...