「れいわ新選組に入れた?ヤベー、こいつに関わってはいけない…」
1990年代までは日本の政治では、政治家や政党を批判することはあっても、選挙で投票する有権者を批判するのは左右問わずタブーだった気がする。
そのタブーがタブーでなくなってきたのは、小泉政権が誕生してからだと思うがどうだろうか。
小泉政権が誕生した当時の政権支持率は70%を超えていて、その時は国民の熱気というものを肌身で感じた。
小泉政権を支持していたのが、それまで政治に関心を持っていなかった無党派層であるが、2000年代初期から政治に熱狂する無党派層を揶揄する声や報道がなされている。
「B層」という、それまで聞いたことも無かった言葉が生まれたのも小泉政権が誕生してからである。
2005年の郵政選挙と2009年の政権交代で、有権者批判の流れは更に加速して来ている。
そして、今回2021年の総選挙では有権者批判の声は普通に聞こえるようになっている。
流石に政治家や政党は言わないにしても、匿名のネットでは上記の煽りが普通に流れていて、この20年間で日本の民主主義は変質したよね。
単にネットがなかったから聞こえてこなかっただけでは