2021-11-01

立憲民主党政見放送

後出しになるけど立憲民主党政見放送小選挙区用)を見て思ったこと。

記憶だけで書くから間違いがあると思う。

立憲民主党政見放送枝野の「コロナ禍で経済的に困窮している人たちがいる。」という話から始まった。

コロナ禍で経済的に困窮している人たちを助けなければいけないという話。まあ普通だよね。極めて普通だけど妥当だと思った。

しかし次の話題への入り方に驚いた。


「一方、森友・加計・桜問題責任をとらない人たちがいる。」


一方の後には、その前の話の反対の方向の話を持ってきて対比させるのが普通だろう。

コロナ禍で経済的に困窮している人」と「森友・加計・桜問題責任をとらない人」を対比させるべき人とは多くの有権者は思わないだろう。


立憲民主党最初に発表した「衆院選政権獲得した場合にすぐ着手する7つの公約」の


というのは上の方と下の方で並列に掲げるのはおかしいとか色々と言われてたけどきっと立憲民主党執行部にとっては本心から並列に語るべきだったのだろうと思えて興味深かった。


ところで、そもそも「一方」という言葉を使って良かったのか。

「一方」と言ったら次に普通は逆の人たちの話をする。普通感覚から言ったら「コロナ禍で経済的に困窮している人」に対比させるのは「コロナ禍でも経済的に困窮していない人」もしくは「コロナ禍で経済的に裕福になった人」だと思う。

こういう対比をしたら政策としては「経済的に困窮している人」を救うために「裕福な人」に課税しますになるのが自然な流れだろう。でも政権奪取を目論む政党政見放送課税強化しますなんて無闇に言っちゃだめだと思う。

言えないということは立憲民主党執行部もわかっていたしそれで言わなかったんだろうけど本当は言いたかったのではないか。だから「一方」という言葉が残ってしまったし、江田NISA課税なんて発言もしてしまったのではないか


立憲民主党惨敗したのは本当に根本的なところがダメだったからだと思うよ。

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