米国に駐在して3年が経つが、英語でのコミュニケーションがいまだにうまくできない。
一対一ならなんとか意思疎通 ができるが、ネイティブ同士の会話に入ると地蔵と化してしまう。
英語の勉強を始めたのは中学進学時から、冗長な授業が苦手で英語だけはテストで平均点に至らなかった。
高校に進学しても英語はだめで、高卒で就職しようと思っていた。それでも、なんとなく受験勉強を高2の終わりくらいから始めて、単語を1000個ほど覚えたら世界が変わった。長文が読めるようになったのだ。結果としてセンター試験の筆記では8割、リスニングで4割くらいをとって大学には進学できた。取り組んだ学習は単語の暗記(ターゲット)と長文読解(かたっぱしからやった)のみ。
大学進学後は英語を勉強する必要が全くなかったので、のびのびと暮らしていたが、ゼミで強制的に受けさせられたTOEICで400点前半を叩き出し、600点をとらなきゃ卒業させないと言われ絶望する。文法特急シリーズに愚直に打ち込みなんとか600点を達成し、卒業・就職。取り組んだ学習は文法練習とその音声を聞きまくるのみ。
就職先は英語に関わることが無いよう、国内でのみ事業展開をしている会社にしたが、私が入社した年から海外事業部ができ、そこへ配属される。TOEICは600点でも社内では高い方らしく、1年後の海外駐在を匂わされ、英会話教室へ。英会話教室では南アフリカ人から来た先生とテキストに沿って学習するも成果を実感できず。(週一度 3か月 15万円くらいだったか。。。) 程なくして米国のビザ申請にIELTSという英語テストの点数が必要だと言われ、死ぬ気で勉強を始める。(のちにデマだったとわかる。) 勉強内容は王道のオンライン英会話 笑。
予定通り?一年後に米国駐在に。出国前に受けたTOEICは800点を超えており、謎の自信をもって現地へ。しかしながら、会話ができるはずもなく、オフィスの隅で静かにする日々が現在まで3年続く。学習はオンライン英会話と現地での積極的なコミュニケーション 笑
これまでの英語の学習遍歴を見て改めて思うのは、能動的に英語の勉強をしていないこと。外国人と話したいとか英語のコンテンツを翻訳なしで味わいたいとか、そういう動機がまったくないこと。というかそもそも他人と関わるのが大して好きではないのだ。休みの日はベッドの上から動きたくないし、コロナ禍で外出ができなくても全く困らない。
上記のような性格だからコミュニケーションの能力が元から低いのだろう(因果が逆かもしれないが)。思い返せば日本語の聞き取りもかなり怪しく、半分以上を知識から補っている気がするし、複数人で話していると脳がパンクする。センター試験やTOEICで点数が稼げるのは低いコミュニケーション能力をテクニックや他の機能で補えるからだろう。
こんな感じの私の英語学習履歴だが、『米国駐在経験あり』という看板が新たに追加されてしまった。もう逃げることはできないと覚悟して学習を続けるしかないのか。。。
増田は東海岸かな? 東海岸は速いし訛りあるし難しいんだよな 西海岸行った時に英語の聞き取りやすさにびっくらぽんしたことあるわ