2021-10-27

ブロックチェーン専門家とやらのNFTの真実について

件のNFTの記事を読んだが、なぜあんなに好意的に読まれているのか全くもって謎。

2度繰り返し読んだが、やはりわからなかった。

NFTはアートとして成立していない、と言っているが、NFTはアート特に関係はない。

NFTは、単にデジタルデータの真贋証明書なだけだ。

そこに紐づくコンテンツアートなのかもしれないし、NBA Top Shotみたいなトレーディングカードデータなのかもしれない。

単に証明書なので、そこに紐づくものはなんだっていいはずだ。

ただ、NFTは分散されているものの、対象としているコンテンツ分散されておらず、いまだに中央集権的に管理されている。

そのため、その管理元が信用できなくなれば、いくら証明書が信用できたってデータ自体は書き換えれてしまう。

しかにそういう問題はあるので、デジタルデータの真贋としては不十分だよね、アート流通させるのにはまだまだだよね、ということはある。

https://jp.techcrunch.com/2021/10/18/an-nft-look-like-a-poop-emoji/

しか記事では特にそこではなく、ステートメントの有無とか言ってる。

foundationを見れば、NFTに参入している、「ステートメント」があるアーティストなんていくらでもいる

(それこそ我が国からの賞を受けるようなアーティストもいる)。

もちろんすべてではないが、もともとデジタルデータ主体としたアートをやってきた人が多く、

NFTを利用することは必然の流れだ。

問題なのは、NFTでアート提供しようとすることではなく、NFTが儲かりそうだから必然性もないのにデジタルデータにして、それを売りつけようという行為ってだけだ。

それは別にNFTに関係なく、そのアーティスト問題では?

アートコレクターでもあるようなので、「業界」に対して様々な気持ちがあるんだろうが、

新しい形態的外れ批判しているだけに見える。

90年代、「業界」がメディアアートなどに否定的だったことと重なるよ。

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