2021-10-25

古参老害だとか言われてもいいか新規がウザい話

私は農家です。


農産物直売所に作った野菜を置いて生計を立ててる。

おかげさまでうちの野菜を目当てに買いに来てくれるお客さんも多くて

その直売所では、うちの野菜ちょっとした名物にまでなったの。


仮にうちの野菜を「佐藤さんちのとうもろこし」とするね。

直売所では「佐藤さんちのとうもろこしフェア!」なんてのも開いてくれるくらい

直売所とうちはい関係を築いてたのよ。


ところが、とうもろこしが売れる直売所って言う情報が広まったせいか

まり見た目も味もよくないとうもろこしを出荷する人が出始めたのよ。


佐藤さんちのとうもろこし直売所に持っていったらすぐに売れてしまうから

売り場がガラガラになってしまうこともあるの。

そのよくないとうもろこし農家は、それを狙ってかわからないけど

佐藤さんちのとうもろこし売り場に堂々と自分とうもろこしを置くわけ。

農産物には生産者名前と値段の書かれたシールを貼らなければならないから、

よく見れば佐藤さんちのではないことはわかるんだけどね。


その結果、起きたこと。


商品をよく見ない人からしたら

佐藤さんは質の落ちたとうもろこしを置いてると認識される。

直売所も質の落ちたとうもろこしを置いてると認識される。

そのよくない農家は売れ残って大量の廃棄を出す。

お客さんは、よくないとうもろこしなら要らないか直売所離れが起きる。


誰も幸せになってないのよ。


ただ、直売所生産者には表向き平等でなければならないか

そのよくない農家に出すなとは言えないのよ。

佐藤さんも、自分の店じゃないからうちのシマを荒らすなとも言えないのよ。

よくない農家だって売れないから翌年から来なくなるけど、別のよくない農家がまた来るのよ。


で、何が言いたいかって言うと

新規大事にしても幸せにならないこともあるよねって話。

新規にも優しくしないとコンテンツは衰退するとか言うけど(農産物コンテンツではないけどね)

質の悪い新規老害ってどっちが大事なのかな。

もちろん質のいい新規なら大歓迎。

切磋琢磨して、売れるものを作って行くことには大賛成です。


余談だけど、Amazonマケプレ一部の中華業者一掃を見て、運営が思い切ったなと感じたよ。

関係性はあれに近いからね。

もうAmazon中華業者の粗悪品ばかりってイメージがついちゃったでしょ?(実際はそんなこともないけど)

直売所イメージダウンの前になんとか出来ないものかね

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