キャラクターが違和感なく受け入れられるポイントとして、物語上の必然性があるかという点がある。
たとえばアイドルの話なら、踊るため、魅せるための衣装というデザインが成立するし、水泳アニメFree! もスポーツなので細マッチョ男子高校生の上裸が成立する。
ジャンプ漫画の僕のヒーローアカデミアは、作者のある種の性癖に思われる獣人やマッチョな女性が登場するが、超能力による身体変化・ヒーローというプロレスラー的職業、そのためのコスチュームなど、デザインの理由がある。
必然性が無いパターンとは。よくあるのは学園物で、なぜか女子制服だけいわゆる乳袋的なデザインになっているような場合。作品の中でも自然とスルーされていて理由が見当たらない。こういうときに視聴者は「?」となる。作者の性癖が出ているだけじゃねーの、と。
作品の外、広告になるとさらに複数の必然性が求められる。商品・ターゲット・媒体・コラボ作品・社会情勢・テクノロジー、そういったものが噛み合っていると(大多数には)普通に受け入れられる。
校長の性癖だから問題ない