他のグループにも初心者が居て、その日集まったグループの半数ずつ初心者と経験者といった感じだった。
主催側が上手くチームを割って戦力を平均化してくれたらもしかしたら楽しめたのかもしれないが…。
何をとち狂ったのか、主催側はほぼ初心者vs経験者みたいな謎の組み分けをした。
結果、レンタルしたクソ弱い武器vs自前の高スペック武器という地獄絵図が出来上がり、我々初心者は地図も分からない中でわたわたしているうちに遠くから&わけ分からない所からいつの間にか打たれまくり、ゲームがスタートしたと思ったら即座に「ヒット〜」と言いセーフティーエリアに即帰るということの繰り返しだった。
フィールドにいるよりセーフティーエリアに居た方が明らかに長かった。
この時感じたサバゲーのつまらなさをざっくり箇条書きしてみる。
③セーフティーエリアまでいちいち戻るのが面倒くさい(ゲームだと一瞬で戻れるのに)
結論、サバゲーで初心者が楽しいと感じるためには「敵をたくさん撃った!爽快だった!!」といった成功体験が必要なのに、実際のゲームでは「敵にたくさん撃たれた!痛いし戻るの面倒だし全然楽しくない」と感じてしまうのだなぁと思った。
初心者がサバゲーを真に楽しむには、言い換えると「敵を撃てた!たのしいー!!」と思えるには、【完全に初心者だけを集めた】【無課金武器(レンタル武器)だけの】戦いでないと難しいのかもしれない。
つまり、限りなく武器のスペックをなくし、プレイヤーの実力の差をなくしたフラットな戦いでない限りは、おそらく初心者がサバゲーを楽しいとは思えない。
反対に、これは闇の深い話だが経験者は初心者をバンバン撃ちまくるのはさぞかし楽しいと思う。
オロオロしてる兎を圧倒的に制圧して仕留めていくシチュエーションは、ゲームの初心者狩りと同じような楽しさがあると思う。
それはそうだろう、彼らもお金を払ってゲームに参加しているのだから。
素人と経験者が同じ狩り場に存在した時、そこにあるのは対等なゲームではなく一方的に狩られる側と狩る側に分けられたハンティングなのだ。
しかしそのハンティングはDead by Daylightのように狩られる側が狩る側に一矢報いる(ゲートを開いて逃げる)ことは絶対に出来ない。