2021-10-03

anond:20210616183613

田川とかの例を見るとこれ思い出す

どうしてこうなってしまったんだろうな。

別にリベラルであることが間違っているわけではない。というか、思想的には俺もリベラル寄りだ。

しかし、オールドなオタクが無理にリベラルに舵を切ろうとして、結果ついていけない数々の事故例を見るにつけ、悲しいというかなんというか、無常を感じる。

彼らは本気で正しくあろうとしているんだろう。だが、身体に染み込んだ旧弊の鎖がその理想についていかない。

結果、なんだか見当違いな分析とんちんかん義憤を発するなにかになってしまう。

当事者でもなければナチュラルに「人を傷つけない」空気で育ってきた世代でもないだけに、「こうあるべき」の理想が空回りしてしまう。

アップデートするべきという時代雰囲気に迫られ、耳学問や本で学んだふるまいをなんとか身につけようとする。自分たちを置いてけぼりにしつつある「ただしさ」の最終便に乗り遅れまいと必死に追いかけている。

痛いほどよくわかる。俺もそういう世代に属する最後オタクだろうから

まあ、でも、ねえ、へぼやん。

俺たちはすっかりおっさんだよ。

新しい時代へなんていけないよ。

「正しく」なくても、せめて「間違ってない」くらいで許してもらっていいんじゃないかな。

いまあんたがリアルで何やってるかは知らないが、たぶん政治家でもデカい組織のエラいひとでもないでしょう。

いるだけで誰かを圧迫するような立場ではないだろう?

あんたが捨てるべきは、古い時代価値観とかじゃなくて、常に絶対に「正しい」側にいて「間違い」を糾すべし、という、古臭い男らしさだよ。

時代は俺やあんたが変わんなくても変わっていくよ。

誰かを責めなくてもいいんだよ。

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