「繊細さんが生きやすい本」みたいなのネットで試し読みしたけど「繊細なのは生まれ持った気質」と書いてあってがっかりした
自分も繊細、と言うかそんな良いものではなく豆腐メンタルとかそっちのがしっくりくるがとにかくメンタルが弱い。ちょっとしたことでも落ち込むしすぐに疲れる。そしてそれは何か悲しき過去がきっかけでそうなってしまった……と言うものはなく生まれつきというものがはっきり言える。普通の生活を送ってきた小学2年生くらいから誰かから怒られるのを異様に怖がっていい子を頑張ってきた記憶があるからだ。
大人になればメンタルがちっとは丈夫になると思ったが実際なってみると何も変わらない。
考え方を変えるとか色々やってみたが、不意の一言でいちいち傷ついたりするのは結局変えられなかった。
逆に姉はとても鈍感で図々しい性格なのだが(本人も認めている)それも自分の小さな頃から大人になるまで全く変わっていない。
人に迷惑をかけても罪悪感など全く感じておらず(というか迷惑をかけているとも認識してない)非難されてもむしろ非難した方が悪いと主張する見習いたくはないがある種幸せそうな性格をしている。
言い方が刺々しいのは自分が長年迷惑を被ってる側だからである。
つまり、鈍感に生まれたものが罪悪感など感じることなく幸せに暮らせるのだ。羨ましい。
メンタルが弱い気質で生まれてしまったものは一生このままなのである。三つ子の魂百まで。手放すには転生でもするしかないのである。
繊細だか豆腐メンタルだか分からないがそれでいいことなんて今まで殆どなかった。
漫画や映画や音楽の創作物に感動出来るのだけは良かったが、本当にそれだけで、結局仕事に出来るほどの才能も無く、それなら鈍感でいられた方がよっぽど良かった。