馬鹿な陰謀論者を見て、「俺はこいつらよりマシだな」と安堵した経験はないだろうか。
手軽に心に平穏をもたらす陰謀論ウォッチは、時に中毒状態に陥れられるものなのかもしれない。
俺は大学1年目にして留年した。メンタルに多大なダメージを負った俺は卑屈になり、枕詞に「学内唯一の1年次留年者である俺は~」を付けないと喋れなくなった。
相談できる相手も現実を忘れさせる趣味も持たなかった俺がネットを巡回して出会ったのは、ある1つの晒しツイであった。
俺は驚いた。陰謀論者という存在自体が蔓延っていることは知っていたが、晒しツイに載ったそれはまともな思考力の持ち主とは思えぬうわ言であった。
メンタルが傷つく前の俺は晒しスクショを嘲笑だけして次の話題に移っていたことだろ。しかし当時の俺は、晒されたアカウントのツイ垢に飛んでいたのだ。
するとどうだろう、出るわ出るわ妄言の数々が。俺はそのツイートひとつひとつに大いなる優越感を受けた。今まで感じたこともなかった精神の昂りがそこにはあった。
それからの行動は早かった。俺は陰謀論用のアカウントを作成し著名なあたおかをフォロー、自分は一切ツイートせず論者のウォッチを始めた。
つらい時や苦しい時は彼らの荒唐無稽な呟きを見ることが俺の唯一の楽しみとなった。
ウォッチから半年、アメリカ合衆国大統領選挙を控え陰謀論者の弁舌はピークに達した。この頃になると俺もスキマ時間のウォッチとは別に、一日に8時間はTwitterに張り付くようになった。
当然有名論者のツイなど全て読み終えているので、盲目にも信じ込む末端論者の反応ツイートをチェックし、新たな論者を求めて検索ワードを駆使する日々が続いた。再履修の授業が数コマしかなく、暇を持て余した俺だからこそできたことだ。
こうして4月を迎え、俺は2年生になった。共同作業を共にする新しい同級生と挨拶を済ませる。
ここで俺、とんでもないことに気がつく。趣味というか最近やったことで記憶に残ってるのが陰謀論ウォッチしかない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これやばくね?
冷静に考えるとこんなもん時間の浪費でしかない_留年中の1年間という時間をなぜ有意義に過ごせなかったのだろう?
これにこりて金輪際ウォッチはやめてTwitterも消そう...
とはならなかった。あろうことか俺のウォッチ癖は加速し、オンライン授業中ですらTwitter巡回をやめられなくなってしまった。
これは多分アルコール中毒とかと同じで自分では直せない気がする。精神科にでも相談すべきなのか?
そんなことをウダウダやっている内に2回目の留年通知が届き、頭がおかしくなってこの増田を書いている。こうなってしまったのは全て陰謀論者が悪い
多分増田はオンライン麻雀で同じ目に合っても同じこと言ってるよ
新しい同級生との挨拶の時も「学内唯一の1年次留年者である俺は~」って言ったの?
そんなことをウダウダやっている内に2回目の留年通知が届き、頭がおかしくなってこの増田を書いている。こうなってしまったのは全て陰謀論者が悪い 他人のせいにするお前が悪い ...
その知識で陰謀論を展開する側にまわればいいよ blogやyoutuveでもやってさ