2021-08-25

落ち目アーティスト応援してるんだが、メンタルに悪い

好きなアーティストがいるんだよ。

それがアイドルなのかバンドなのか芸人なのか作家なのかは言わんでおくけど。

そのアーティストの人気が、正直落ち目なんだよね。

少し前にスマッシュヒットしたときマジで注目されて話題性キラキラだったし、今だって面白い作品を出してるんだけど、しかしジリジリと人気が落ちているのがはっきり感じられる。

SNS話題にしている人間は見知った濃いファン比率が徐々に高くなり、本人のツイートへのRTいいねの数がへり、売上のランキングみたいなのも「前回より3ランク落ちて、1ランク上がって、前と同じで、2ランク落ちて」みたいな感じで推移している。

そういう人のファンでいるのが、ひたすらメンタルに悪い。

別に注目度でまたトップクラスになってほしいわけではない。

だが、幸福になってほしい。

かつての注目は去ったが安定して活動していけそうなポジション(たとえば失礼だがやくしまるえつこ9mm Parabellum Bullet北乃きい)にはなれていないのに人気がジワ減り状態なっちゃって、今後表現業でうまくやっていけるのか?

一般人になるとして、表現の道に進んでかなりの時間を費やした人が引退した時に幸福人生を送れるのか?

私が考えても仕方ないのだが、そういうことを考えると陰鬱気持ちになる。

そしてファンの中でも、作品を楽しみつつうっすらとそのネガティブ空気が漂い、それが嫌になったのかまた一人いなくなり、TwitterのTL流速もまこと遅うなり申した。

将来の不安と閉塞感が凄すぎる。日本経済かよ。どんどん人気が上がってく人を見ていることで、実生活の閉塞感を一時でも忘れられてたのに、またこの息苦しさに苦しむのかよ。

そういう人を応援してこそファン!と思って公式がやってるプロモハッシュタグで呟いたり有料コンテンツを見たりすると、自分含めよく見るアカウント密度が高くなっており、内輪だけが無理矢理はやしたててるようで辛い。

ライブハウス最前五列くらいまでは異様な熱量で拳を振り上げてるけど全体を見回せばスカスカ現場を見た時の「うわー……」感。

それが若手インディーズバンドだったらこからでっかくなるぜって気持ちにもなれるんだが、すでに一度は成功してしまたからわびしさが凄い。

つらつら書いたが、こういうのは多分色んなジャンルであるんだろう。

ジャンル芸能人はもちろんだし、旬のアニメ映画もだし、特にソシャゲなんてセルランやらギルドのイン率やら二次創作の数やらで栄枯盛衰如実に感じ最後にはサ終するわけで、好きな物の衰退期における苦しみってのを味わったことのあるオタクは多いんだろう。

だが私は、これまで芸能人の濃いファンにはならず、ソシャゲは三カ月以上続けたことがなく、アニメなどのシリーズコンテンツもずっと続いてほしいと思うほどハマったことはない、という人生だったので、感情の処理方法がわからない。

これでアーティスト本人がまずいことをして人気が落ちたなら、はっきり嫌いになってもうどうでもいいわとなりやすいかもしれんけど(いや、現実ではそれでも愛憎半ばになる人が多いか)、私の場合本人は悪いことしてねえからよ……。

でもファンやっててネガティブ感情が溜まってるのは感じるし、下手したらアンチになるかもっていう不安は感じてる……。

しかし好きな気持ちを捨てようとしても、理性でそれができりゃ苦労はしないんだよな……。

ドハマりしたタレントコンテンツが衰退期を迎えた経験がある皆さんは、この感情とどうつきあってるんですか?

  • 「今日というか今楽しければそれでいい。」自分はそう思ってるかな。 推しの未来なんて知らん。自分の未来の方がよっぽど不安だし。

  • 二次創作とか感想文とかブログにおいておくと10年たって、新しいファンが入るときに灯台みたいになるぞ オレはほんとそれあった びっくりした

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん