リアルでもまあ好きではないんだけど、日常において関わる機会がないからそこまでの嫌悪感を抱いていないというか。
ハイローとかリベンジャーズとかそういう作品が好きな友人に連れられて見にいく、あるいは読む→合わなくて無感情になる。を何度も繰り返している。合わないのわかってんだから見に行くなよって思うと思うんだけど、友人からあらすじとかキャラクターの説明受けてる時は面白そうだなと思うんだなこれが。友人が話が上手いせいもあると思うんだけど、めっちゃ面白そう!これなら見れるかも!くらいの感情に毎回なっている。でも毎回ダメでその分自分にがっかりする。
ヤンキーキャラに感情移入ができないというか、山場のポイントでそこを山場だと感じられないのだ。よくある「お前ら、行くぞ!」ってトップが声かけたらみんな一斉に走り出して戦い出すみたいなシーンとか、ヤンキーだけど好きな女の子には優しいし命がけで守りますとか、そういう燃えるシーンで冷めてしまう。冷める理由は自分でもわからないし上手く言語化できないんだけどそこでテンションが全く上がらないので、話の本筋が面白くてもぼやけた印象というか本来話が盛り上がる場所で勝手に盛り下がってしまうのだ。
今日から俺はみたいなマイルドなヤンキーものもダメだったからもうシンプルに創作上のヤンキーって存在が苦手なんだと思うんだけど、張り切ってヤクザや殺し屋や殺人鬼まで行くと苦手指数が一気にゼロになるんだよな。普通に見られるようになる。現実で自分がヤンキーに迷惑かけられたりしたような経験もないので、この苦手感情がどこから湧いて何で苦手なのかがイマイチよくわからない。ちょっと前にTwitterで見た「創作上だと殺人より万引きの方が不快度数や悪いことやってる感が高い」って呟きが自分の感覚に近いというか原因なのかなと思ったがそれくらいだ。別に困ってないから克服したいとまではいかないのだけど、原因と基準が分からなくて月に一回くらい考えている。