唐突に気づいたが、商業BLを絶賛するレビューに「まるで映画を観たよう」「洋画のようだ」という誉め言葉を使いがちで、もはやテンプレと化している。
BLって映画っぽいのが多いのか? というと、そんなこともないのではないかなと思うけど、私が読んで気に入った作品って特にそういうの多い気がするな。『コヨーテ』とか『あなたを殺す旅』とか『Dear, MY GOD』とかなぁー。これが性癖……泣いているのは、私…………? いや、わからんけど。
そういえば少し前にバズッていた百合漫画のルック・バックも映画みたいとよく書かれていたし、映画のような漫画というのはBLに限らず人気なのかもしれないな。
それにしても、レビューを書くときもはや「映画みたい」というのは誉め言葉としてテンプレ化著しいと思うので、なんか外の絶賛表現を模索したい。
女には感受性がないから作品を誉めることが本質的には出来ないからしゃーない。
いわゆる映画みたい、っていうのは複数の要素が混じってる気がする。実写的なカメラワーク(構図とコマの運び)を指しているのか、余白を感じさせるようなストーリー展開を指して...