アメリカのフェンシング選手たち、性的暴行容疑のチームメイトに抗議するため「ピンク」のマスクを着用
ハドジックはエペの控え選手で、他のチームメイトが病気や怪我の際にだけ競技することになっており、実際にはそれは起こらなかったが、米フェンシングが彼を東京に連れていく決断をし、彼を他の女性や選手村から隔離するという"安全策"を講じたことには恐怖が広がった。
「ハドジックを擁護する特別な配慮がされたことは、ストレートの白人にはいかにルールが異なる形で適用されるかということを改めて思い出させた」とアンドリュー・ローレンスは『The Guardian』紙に書いている。
この対応はひどすぎる。
もしハドジックが白人でもゲイだったり、ストレートでも黒人かアジア人だったなら、隔離されず出場権自体を失っただろうに。
元オリンピックのフェンシング選手イブティハージ・ムハンマドが金曜日にシェアした写真では、チームメイトがピンクのマスクをつけている一方、ハドジックは黒いマスクをつけて後ろに立っている。