2021-07-30

なぜ西浦博教授警鐘国民に響かないのか

今や「オオカミ少年」と週刊誌揶揄されるまでになった8割おじさんこと西浦博教授

彼の警鐘国民に響かず、冷笑されまくっている原因を考察してみた。

1.リスクコミュニケーションが下手すぎる

去年の「42万人死ぬ発言典型例だが、数字が独り歩きするような物の言い方をしているし、独り歩きを抑えるような配慮が全くない。

42万人の件はもちろん前提付きのものであったが、「Aという前提なら42万人、Bという前提が出来れば2000人で済む」といったように、前提条件がちゃん国民に伝わる言い方をすべきであった。

契約関係が西浦氏と国民の間にあるのならこの件のような一面的しかない前提条件は伝わるが(それを確認しないと契約後に痛い目を見るから)、そんなわけは無いのだから一方的しかない前提条件付きの数字を言ったところで、その前提条件が消えた「42万人」だけが国民インプットされてしまう。そして「42万人も死んでないじゃないか、嘘つきだ」と思われてしまう。

そしてその後も警鐘しかわず、こうしてくれたので良くなったという正のフィードバックや正の将来予測をまったく発言しないから、ただのクレーマーのようにしか見えなくなる。こうなるといくら科学的に正しいことを言っても響かない。要はリスコミが下手なのだ

2.見た目が悪い

身もふたもないが、西浦氏は「デブで禿」。もし20~30代女性部下と2人きりで部屋に入るようなシーンがあったらそれだけでセクハラが成立するレベルの見た目だ。この時点で医学の発信者としては信頼性が無くなる。禿はともかくデブなのはどうにかならないか米国ではデブは信頼されず、要職につけないというし。

3.過去を顧みない(ように見える)

西浦氏が過去予測に対する実績の差異について自分言葉説明するシーンを見たことが無い。探せばあるのかもしれないが、「探せば」という時点でコミュニケーションロスを起こしている。もちろん不確実性が高い中、予測100%当てるのは無理だが、予測との差異について考察し、発信することをもっと積極的にやらないと、いつまで経ってもオオカミ少年、いやオオカミオッサン地位から抜け出せないのではないか

まとめ

この西浦氏が典型例だが、科学の中で働いている人は、もう少し「国民真意が伝わるプレゼンテーションは何か」を考えた上で情報予測を発信して欲しい。2011.3.11の時は原子力の中で働いていた人が今の感染学の人達のように全国民から注目を浴びることになったが、業界として発信能力が欠けており、結局NHKのみずのん(水野解説委員)の翻訳に多くの国民が頼ることになった。それと同じ過ちがいまの感染学の世界で起きていることを感染学の中の人達は自覚し、反省し、今後に生かすべきである

  • マスコミが文系ばかりやからな 感染モデルの数式がわかる理系記者を雇っておかんかい

    • 数理モデルが一般的になったら西浦氏のような人はお払い箱になるんじゃないかな

      • 数理モデルが一般的になったら、数学出来ない私立文系は高卒みたいな扱いになるよ

    • からその通り マスコミもそうだけど国一も数学できない文系ばっかりじゃないかと思ってる

  • 科学的なモデルが理解できない人に合わせて報道するから。 専門家A「○○というモデルを使うと~」 視聴者「数式が理解できない」 視聴者「馬鹿にもわかるように説明しろ!」 視聴...

    • そもそも「我々」は「90%だと10人死ぬが、95%だと6人死に、98%だと5人死ぬ」を評価できない

      • 天気予報の降水確率と台風の予報円から調教していかないとダメだな 次に地震ハザードマップ

  • 流石にもう飽きたよ飽き飽き ワクチン打っても抗体価下がるからやっぱり自粛してね~~~~~ってなんやねんうんこか ウイルスに敗北ってことでいいじゃんもう 人口(特に東京)な...

  • 末席研究者から見た西浦センセの感想 1. すげータイミングで京大に移籍 テレビで取り上げられて話題になったところで、北大を見捨ててあっさり京大に移籍。 大学間ではヘッドハン...

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