2021-07-27

自分がどのような音に囲まれていたのかを抜き書きしてみる。その18

https://anond.hatelabo.jp/20210717201205

まだ作曲では和声法で、ピアノだとショパンワルツだったころ、私も立派なファミコン少年だった。

もちろん、買ってくれなかったソフトというものがいっぱいあり、その中に「ファンタジーゾーン」があった。思い返せば、題名に「ファンタジー」と名付けるきっかけになったのはこのゲームだったのかもしれない。

ファミコン版は1987年が初出で、MSXセガマークIII1986年だが、セガマイクロソフトからたこソフトは明らかに知らなかった。私はアーケードFC版をどこかで覚えている。おそらく友達の家に行ったか、親戚の家でやったかゲームセンターでプレイしたのかの3択だったのだろう。

買ってもらったことがないゲームなのに、なんでこんなに覚えているのかがわからなかったが、最近その謎が解けた。

BGMは各コンシューマによって微妙アレンジされている。

FC版はスタートボタンを押すと「ぴろりろりろりろ・・・・」とサウンドエフェクトが入る。

このサウンドエフェクトは「完全4度進行のユニゾンから、途中で1/4音ずらしたユニゾンに変わり、その後に半音ずらしたユニゾンに変わる」のである

小学生だった私は、何回聴いてもこれがどうやってできているのかがわからず、最初は完全4度進行のユニゾンなのでピアノでそれを弾いて覚えていた。自作曲にも中学時代頻繁に入れていた。

BGMで生の完全4度進行なんてものは、今のゲームミュージックではほとんど行われていない。当時は同時発音数が極端に少なかったので、こんな細工ばっかりやっていた。1/4音ずらしはほんとによく流行っていた。

その後半年くらいしてパラトーリ・ブラザーズの弾くシェーンベルクの室内交響曲第1番で、完全4度進行の例を現実聴くことになった。当時のファミコン少年は、後出し音楽史を知った人間が多くいたはずである

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